木更津キャッツアイ 日本シリーズ の イニシャルK さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > キ行
 > 木更津キャッツアイ 日本シリーズ
 > イニシャルKさんのレビュー
木更津キャッツアイ 日本シリーズ の イニシャルK さんのクチコミ・感想
作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 クドカン脚本の大河ドラマ「いだてん」に合わせるようにしてこの連ドラシリーズを初めて見たのだが、最終回まで見終わった流れで劇場版である本作を鑑賞。連ドラシリーズは最初はちょっとどうなんと思っていたが、慣れるとハマるまではいかないものの、登場人物たちに愛着がわいてきてそこからは楽しく見た。(クドカン脚本の連ドラ、ほかには「あまちゃん」しか見てないけど、ひょっとしていつも最初のほうはこんな感じなのかな?)この劇場版もドラマとまったく同じノリで映画的な何かがあるわけではないが、連ドラを見慣れていると安心して見ていられる。でも、仕方がないとはいえ、一見さんお断りな感じはあって、完全にファンムービーの域を出ていないのは少々気にならないでもないし、連ドラでやっていた全体を野球の試合になぞらえ、全9話分を表と裏に分けるというのは連ドラだからこそなしえることで、それを本作でもやっているのは単発の映画作品では苦しい気がする。ぐっさん演じる山口先輩が韓国パブの経営を始めるというのは15年以上経った今見ると少し時代を感じてしまうものの、ぶっさん(岡田准一)がその韓国パブの従業員であるユッケ(ユン・ソナ)と恋に落ちるという展開は良かった。今回のゲストであるジョージ役の内村もはまり役。彼が整形しているという設定でオジー(古田新太)が再登場するのは多少の無理やり感もあるものの、このシリーズならまあいいかと思えてしまう。(自分がオジーけっこう好きというのもあるが。)しかし、やはりストーリー的には中盤あたりでクライマックスを迎えてしまったように感じてしまい、その後の「キャスト・アウェイ」を意識したような5人の漂着した島での生活シーンはやや間延びしているように感じるし、冒頭からうっちーの父(渡辺いっけい)が語っていた怪獣の登場するクライマックスもなにか浮いてしまっているように感じたのはちょっと残念だった。本作のラストシーンはドラマで描かれなかったぶっさんの死ではなく、ぶっさんとユッケの結婚写真撮影というのが微笑ましい。それに、なんだかんだ言ってこのシリーズのノリとバカさは嫌いにはなれない。次回の劇場版で最後らしいのだが、最後まできちんと見届けたいと思う。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 5点(2019-02-21 01:25:49)
イニシャルK さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-03-28劇場版 仮面ライダー555(ファイズ) パラダイス・ロスト5レビュー5.30点
2024-03-18決算!忠臣蔵7レビュー6.17点
2024-03-10花よりもなほ5レビュー5.71点
2024-03-03小早川家の秋8レビュー7.10点
2024-02-18秋日和8レビュー7.34点
2024-01-28竜とそばかすの姫5レビュー5.30点
2023-12-07GHOSTBOOK おばけずかん6レビュー6.40点
2023-11-26BALLAD 名もなき恋のうた5レビュー5.23点
2023-10-28特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション5レビュー5.00点
2023-09-14リトル・マーメイド(1989)6レビュー6.78点
木更津キャッツアイ 日本シリーズのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS