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レビュー情報
白黒映画の魅力を知った映画。カラーで伝達される下世話なまでの情報量が、一旦白と黒だけに置き換えられるということでその余剰と過剰が削がれ、選りすぐられた必要最小限の観念だけが現れる。感覚で、それを感じてしまった映画。あの美し過ぎるオードリーと作品世界の洒脱な雰囲気。こんなにミニマムでシンプルなのに、どうしようもなく魅力的な映画。映画が映画たりえた時代の映画。今の映画産業からすると、驚異でしかない。
【ひのと】さん 10点(2004-01-06 17:38:12)
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