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20世紀後半の黒人音楽文化を取り巻く変化を(楽屋オチ的裏話も含めて)ミュージカルベースで描いていくというのは、よくあるパターンだけど十分楽しめた。中古車のディーラーから、プロデューサーとして白人社会に食い込んでいこうとするカーティスの情熱とその後の変化も、そんな時代背景と無関係ではないのだろう。ただ、ジェニファー・ハドソンのパワフルな歌唱は最初はよかったけど、あまりに繰り返されるので一本調子に感じてしまって、だんだん飽きてきてしまった。それに、ソウルフルに熱唱したシーンが登場人物の心の声を代弁するという演出は、あまりにも安易すぎるような・・・。逆に、自分とも重なる損な役回りをさらっと演じたビヨンセは好印象。
【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-03 09:12:57)
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