ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 の ころりさん さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > サ行
 > ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
 > ころりさんさんのレビュー
ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 の ころりさん さんのクチコミ・感想
作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 お世辞にもできがよいとはいえなかったデヴィッド・エアー版に対して、テンポのよさと切れ味鋭い「騙し」で見事に序盤で観客の心をつかみ、ディズニー映画では絶対にできない悪趣味描写を連発させるジェームズ・ガン監督のエンタメ真骨頂を堪能できます。冒頭、監督の盟友マイケル・ルーカーや『サタデーナイト・ライブ』でおなじみコメディアンのピート・デヴィッドソンまで登場しての上陸作戦、まさかの「かませ犬」描写にはもう大笑い。巨大ヒトデによる都市破壊は、『ゴーストバスターズ』のマシュマロマンを思わせるシュールさでした。同作では「真の悪役」ポジションともいえるウォラーが案外あっさりとしていたり、ヒトデ襲撃でみんな死んじゃったはずの町をそれでも助けようとするスーサイド・スクワットの面々の決意の理由が微妙にわかりにくいなど、気になる点もあるとはいえるし、個人的には「残虐描写」は苦手なので、途中までは若干顔をしかめながら見ていたのですが、本作のラスト「もっとも底辺で忌み嫌われている者たちの逆襲」シーンのころには大号泣。自分が大量のネズミ襲撃描写に「泣く」日が来るなんて、夢にも思いませんでした。大作映画がパッとしなかった2021年で、笑って泣けるエンタメのスマッシュヒット。見る人を選ぶのはわかるけど、メッセージは思った以上に普遍的でストレートです。
ころりさんさん [インターネット(字幕)] 8点(2021-12-28 17:04:17)
ころりさん さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-22THE BATMAN-ザ・バットマン-6レビュー6.63点
2024-04-13オッペンハイマー8レビュー6.38点
2024-03-19ゴジラ-1.04レビュー7.49点
2024-03-02ウェディング・ハイ5レビュー5.71点
2024-02-27落下の解剖学9レビュー6.75点
2024-02-17モガディシュ 脱出までの14日間7レビュー7.66点
2024-01-29哀れなるものたち7レビュー7.64点
2024-01-28TAR/ター6レビュー6.00点
2024-01-27マエストロ:その音楽と愛と6レビュー6.00点
2024-01-25愛なのに7レビュー7.00点
ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS