地獄の黙示録 特別完全版 の 虚学図書之介 さんのクチコミ・感想

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地獄の黙示録 特別完全版 の 虚学図書之介 さんのクチコミ・感想
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入り口はベトナム戦争。帝国主義の後始末である列強対植民地の戦い。戦場は酸鼻を極め、人々は誰もが狂気じみた振る舞いを見せる。けど、きっとこれはただの反戦映画ではないのだと思います。穿った見方をすればそれは仮装であって、近現代批判こそが主題であったように見えます。最終的には、西洋近代が夢見た「理性」の欺瞞と対比される形で、理性化されていない(前近代的な)現地住民が純粋であるとカーツに説かせる。劇中にある「歴史に類を見ない戦争」は理性信仰、すなわち絶対善は到達しうるものであり、自らがそうであると信じることに端を発しているとも読めるのではないでしょうか。
虚学図書之介さん 8点(2004-05-17 19:08:51)
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投稿日付邦題コメント平均点
2005-05-02スタンド・バイ・ミー6レビュー8.12点
2005-01-26大空港4レビュー6.72点
2005-01-19中国の鳥人3レビュー5.78点
2005-01-17オーシャンズ114レビュー5.46点
2005-01-13ムーンライト・マイル3レビュー5.22点
2005-01-13ライ麦畑をさがして5レビュー6.20点
2005-01-02ワイルド・ワイルド・ウエスト6レビュー5.00点
2004-12-26グリマーマン2レビュー4.81点
2004-12-12ふしぎの国のアリス(1951)7レビュー7.09点
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