千と千尋の神隠し の 王の七つの森 さんのクチコミ・感想

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千と千尋の神隠し の 王の七つの森 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 千と千尋の神隠し
製作国
上映時間125分
劇場公開日 2001-07-20
ジャンルアドベンチャー,ファンタジー,アニメ,ファミリー
レビュー情報
皆さんの評価を見ていると、なんか自分も、宮崎監督と一緒に年取っちゃったのかな、なんて感じちゃいます。、、なんていうと監督に失礼ですよね。、、、、ずっと、理想の女性像はと尋ねられると、ナウシカですっ、と答えてきましたし、、、(実は、南ですっていったこともあったかもしれないけど)、、、なんかいやな出来事や、嫌いな人に会うと、小声で「バルス」とかいってきたし、、、、。でも最近、ナウシカとかラピュタとか、なんか元気がよすぎで、いまいちその世界に入り込みにくいんですよね、、。で、今、宮崎作品で好きなのは、この「千と千尋」と「紅の豚」になっちゃいました。豚さんの方は、今はこんなに腹もでて、かっこ悪くなっちゃったけど、ホンとはもっとかっこよかったんだ、的な願望を満足させてくれるからかなあ、、、。それにエンジンの調子が悪くなったとき、なおすために青い空と海、白い雲のとこを飛んでいくシーンは、音楽もいいし、うっとりですよね。そいでもって、おときさんのサクランボのみのなるときでしたっけ、昔のことおもいだしちゃったりして、、、。あっといけない、「千と千尋」が本題でしたよね。、、、何がいいって、千が銭婆のところへ、電車に乗って出かけるシーンの深い青の圧倒的な美しさなんです。あそこは思わず、じわっーと目がにじんじゃいます。ほんと。、、、、なんていうか、あの電車は、原爆投下直前の広島の市電のようでもあり、昭和30年代の東京の都電のようでもあり、長崎のもののようでもあり、、、、、、とにかく、今は消えてしまった人たちや物たちを強く意識させるんですよね。、、、自然やものにも魂、命が宿っていると考えることで、環境問題を乗り越えようという、この作品の方向性と、その沈んだ深い青が調和しているし、、、。あれっ、主人公のことがどっかいっちゃいましたね。まあ、子供すぎて、タイプじゃないっていうことで、すいません。
王の七つの森さん 9点(2004-06-04 12:49:36)(良:1票)
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投稿日付邦題コメント平均点
2012-05-20ノー・マンズ・ランド(2001)9レビュー7.32点
2011-03-09セブン4レビュー7.62点
2010-05-26グラン・トリノ10レビュー7.87点
2009-11-15人情紙風船8レビュー8.26点
2009-10-21K-20 怪人二十面相・伝2レビュー5.80点
2009-03-29ぐるりのこと。10レビュー7.02点
2009-03-24おくりびと5レビュー7.03点
2009-03-11クライマーズ・ハイ(2008)10レビュー5.55点
2009-03-01スカイ・クロラ The Sky Crawlers4レビュー6.11点
2008-12-12ダークナイト(2008)3レビュー7.67点
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