映画『重役室』の口コミ・レビュー

重役室

[ジュウヤクシツ]
EXECUTIVE SUITE
1954年上映時間:104分
平均点:7.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1955-09-23)
ドラマモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2021-04-20)【とらや】さん
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監督ロバート・ワイズ
キャストフレデリック・マーチ(男優)
ポール・ダグラス(男優)
ウィリアム・ホールデン(男優)
ディーン・ジャガー(男優)
ルイス・カルハーン(男優)
バーバラ・スタンウィック(女優)
ジューン・アリソン(女優)
ニナ・フォック(女優)
シェリー・ウィンタース(女優)
ウォルター・ピジョン(男優)
脚本アーネスト・レーマン
撮影ジョージ・J・フォルシー〔撮影〕
製作ジョン・ハウスマン
特撮ウォーレン・ニューカム(特殊効果)
A・アーノルド・ギレスピー(特殊効果)
美術エドワード・C・カーファグノ
セドリック・ギボンズ
エミール・クーリ(セット装飾)
エドウィン・B・ウィリス(セット装飾)
衣装ヘレン・ローズ〔衣装〕
ヘアメイクウィリアム・タトル
編集ラルフ・E・ウィンターズ
録音ダグラス・シアラー
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💬口コミ一覧

2.ネタバレ これこれ、こういう映画をオーソドックスな「オールスター映画」っていうんですよ!タイトルバックからして、画面の奥から次々とメインキャストの名前が真正面にドーンと出てくる手法。いいんだなぁ、この感覚が。巻頭しばらくは、一人称のカメラが人物の視線となって映し出され、こっちは身を乗り出して見守り、やがてぐらりとその視線がゆらぎ、その人物(社長)がこの瞬間事切れた事実を観客は知らされる・・・。後の巨匠R・ワイズ監督らしい、なかなか凝ったオープニングで掴みは万全。次期社長を狙い、当時の新旧取り混ぜた重役室オールスター達が、虎視眈々と駆け引きを繰り広げる展開。会社の業務内容が家具メーカーっていうのも面白い。ただ、製作当時時点ではどうしたってウィリアム・ホールデンが名実ともに一番客を呼べる大スターだったはずだから、最終的に彼が勝利を収める形になるのが、何となく途中で読めてきちゃうんですよね。彼みたいな職人堅気の技術屋さんは、むしろ副社長的ナンバーツーの立場のほうがサマになるのになあ・・・と、自分は思って観てました。敵対する、経理部長フレデリック・マーチの言う事も、裏でやってる事はともかく、もうひとつの正論のような気もするし。ホールデンの妻役、ジューン・アリスンは、いつも通りの彼女で清涼剤的な役どころ。登場シーンはあまり多くないけれど、彼女があの笑顔で画面に出てくるたんびに何となく嬉しくなった。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 8点(2022-07-20 22:32:43)
1.巨匠ワイズになかなかの顔触れが揃ったキャストですがこれまで未登録だった作品です。
ある家具メーカーのカリスマワンマン社長が急死した。
タイトル通り、重役室勤務の役員の中から早急に次期社長を選出しなければならない。
社長が急死した午後と、翌日の社長選出の役員会議に至るまでのドラマ。
もっとサスペンスにも出来る内容だし、いっそのことワンマン社長が急死して
役員たちが右往左往するコメディにだって出来たかもしれませんが、
極めて地味でオーソドックスな人間ドラマにした。
ラストの社長選出の役員会議は多少の駆け引きはあるものの、
満場一致で社長が選出されるまでにもう一波乱あっても良かったかと思いますが、
次期社長になりたくて仕方がない者、それを阻止したい者、
自分は社長になる気は無い。じゃあ誰を推すかといった役員の利害関係に妻たちの思い(これが結構いい)など、
役員会議までのそれぞれの思惑がテンポよく交錯し、地味ながらも面白い作品となっています。
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2021-04-20 19:18:17)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.50点
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400.00%
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600.00%
7150.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%

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