風と共に去りぬ の 青観 さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > カ行
 > 風と共に去りぬ
 > 青観さんのレビュー
風と共に去りぬ の 青観 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 風と共に去りぬ
製作国
上映時間232分
劇場公開日 1952-09-04
ジャンルドラマ,ラブストーリー,戦争もの,歴史もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 何度も書いては消してしまったけど、改めて書き直す。スカーレット=ヴィヴィアン・リーだよね。て映画好きな人なら間違いなくそう答えるでしょう!間違ってもスカーレットは安藤勝巳でしょう?なんてことをで女の子の前で言ってはいけない。いや、必ずしもそうとは言い切れないが、大抵の場合はスカーレットはヴィヴィアン・リーです。スカーレット演じるヴィヴィアン・リーのあの気の強そうな目付きなどは正しくこの映画のヒロインにぴったしです。彼女なくしてスカーレットなし!スカーレットなくして「風と共に去りぬ」なしです。物凄い美人でプライドの高さと気の強さ、男にとってはこれほどやっかいな女はいない。そんな女に翻弄される男達、更に周りの女達、色んなものがこの映画には存在する。戦争やら娘の死に親友であるメラニーの死、そして、今まで気が付かなかった夫バトラーへの愛、それに気が付いた時には遅く、自分の元から去っていく夫、最後のスカーレットの残した台詞「明日は明日の風が吹く」は世の中の女性全てに対する彼女からのメッセージと言えよう。強く生きる女の全てがここに現れている名台詞中の名台詞である。それにしてもこの映画、四時間近い長さなのにそれを全く感じさせないのは全く性格の違う男二人と女二人を配置し、それを上手く組み合わせて見せることによって面白く見せることに成功している。最後にこの映画を観るとダイワスカーレットがオークスだけ出れずに勝てなかったのがよく解る。だって、オークス屋敷が戦争でボロボロになってしまうし、スカーレット・オハラもレット・バトラーに振られるのも解るし、レット・バトラーがスカーレットに対して馬みたいにムチで叩くぞみたいなことを言うシーンもあったりと、流石はスカーレットだ!て、あれ?何だか話がそれてしまってるけど、とにかくこんな映画、今では絶対に作れないし、こんな映画を作ってしまう国に戦争をと考えても日本が勝てるはずがない。ハリウッドだから出来た映画であって、日本では絶対に無理な名作の一つであり、映画館の大きなスクリーンで観たい映画の中に必ず入る映画でもある。<全て訂正:2009年12月12日>
青観さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-29 20:36:27)
青観 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-03-16君たちはどう生きるか(2023)0レビュー5.84点
2024-03-10ドラゴンボール 神龍の伝説6レビュー5.33点
2024-03-01アンダーグラウンド(1995)10レビュー7.43点
2024-02-20どうぶつ宝島8レビュー7.80点
2024-02-15シン・仮面ライダー0レビュー5.50点
2024-02-11かがみの孤城7レビュー7.53点
2024-02-10キングコング: 髑髏島の巨神8レビュー6.69点
2024-02-09シン・ウルトラマン0レビュー6.31点
2024-02-04ゴジラ キング・オブ・モンスターズ8レビュー6.35点
2024-02-02シン・ゴジラ0レビュー7.25点
風と共に去りぬのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS