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《ネタバレ》 “人類VS宇宙人の戦争”という極めてマクロな事象を扱いながら、視点は10人足らずの小隊に固定するというミクロなアプローチは『宇宙戦争』(2005)と同じ。劇場の大スクリーンは、まさしく戦場そのもので、観客は砲弾飛び交う戦火の中に身を置くことになります。手振れカメラの使い方も効果的で、鑑賞のストレスになる一歩手前で抑制し臨場感を上手く演出していると感じました。不測の事態で狂っていく計画。仲間が一人また一人と減っていく中、信念と経験に裏打ちされた判断力と行動力で道を切り開いていく主人公の頼もしいこと。ナンツ二等軍曹というキャラクター名を無視し、勝手に“照英”と名づけて心の中で応援していました(だって映画版『スクール・ウォーズ』の泣き虫先生そっくり)。“絶対に死ぬわ”というシチュエーションを潜り抜ける度、サバイバーズ・ギルトに近い感覚を味わう事が出来たのも、感情移入出来ていたことの証と考えます。それにしても、こういうブロックバスターは劇場で観なければ損。TV鑑賞では面白さ半減でしょう。同じく劇場鑑賞した『インデペンデンス・デイ』を上回る9点を進呈させて頂きます。
【目隠シスト】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-09-22 19:58:46)(良:2票)
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