映画『ザ・ウォッチャーズ(2024)』の口コミ・レビュー

ザ・ウォッチャーズ(2024)

[ザウォッチャーズ]
The Watchers
2024年
平均点:5.88 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(2024-06-21)
ホラーサスペンスファンタジーミステリー
新規登録(2024-05-02)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2025-03-26)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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監督イシャナ・ナイト・シャマラン
キャストダコタ・ファニング(女優)ミナ
ジョージナ・キャンベル(女優)キアラ
脚本イシャナ・ナイト・シャマラン
製作M・ナイト・シャマラン
配給ワーナー・ブラザース
あらすじ
ペットショップでアルバイトするミナは、一羽のインコを届けるように店長から言われクルマを走らせるが、深い森の中の道で突然エンジントラブルによって立ち往生してしまう。仕方なく鳥籠を手に歩き始めるミナだったが、周囲には人家のある気配もなく諦めて振り返ると彼女のクルマは消えている。夕暮れも近付き焦る彼女は森の中を歩き続けるうちに一人の女性を見つける。後を追うとそこには奇妙な建物があり、中に入ったミナは、その森に隠されたある秘密を知ることになるのだった。M・ナイト・シャマラン監督の娘、イシャナ・ナイト・シャマランの長編監督デビュー作。
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💬口コミ一覧

8.ネタバレ ここは、アイルランドの鬱蒼と茂る深い森の中。ひとたび迷い込もうものなら、どこまでも続く同じような樹々の海と携帯も繋がらないような原始的な環境、さらに日が落ちてしまうともはや何も見通せないほどの闇に包まれ、すぐさま命の危険に晒される。そして、そんな危険な森の奥深くには人々を恐怖のどん底へと陥れる更なる邪悪な存在が待ち構えているのだった――。小さなペットショップで働くミナは、この森を抜けたところにある動物園に希少なインコを届けるため車を走らせていた。ところが途中で車がエンジントラブルを起こし止まってしまう。見渡す限り何もない深い森の中で途方に暮れるミナ。気づくとそこにあったはずの車も消えてしまう。インコを入れた鳥籠だけを手に、森の中をあてもなく彷徨っていたミナは、やがて奇妙な山小屋へと辿り着くのだった。そこには3人の住民がいて、とある理由によりもう長い間この森から出られないでいるという。小屋の壁一面にはマジックミラーとなった巨大な鏡。「この森にはウォッチャーズと呼ばれる恐ろしい存在がいて、夜な夜な私たちを観察するためにこの小屋へと集まってくるの。逃れることは出来ない」。彼らに言われるがまま、夜な夜な何者かに見られる生活を余儀なくされるミナ。果たして彼女の運命は?監督は、これまでアイデア1本勝負で映画を撮り続けるM・ナイト・シャマランの娘さん。そんな彼女のデビュー作となる本作は、親父のDNAを色濃く受け継ぐサスペンス・スリラーでございました。観終わった直後の率直な感想を述べさせてもらうと、むちゃくちゃつまんなかったんですけど、これ。なんか親父のダメな部分ばかりを受け継いでるんちゃうかってくらい、ダメな時期のシャマラン映画って感じでした。とにかく映画としての見せ方が恐ろしく下手。このマジックミラー号みたいな小屋の中に閉じ込められて何者かに観察されるという特異な状況を作り出したいがため、そこに至るまでのストーリーがテキトー過ぎます!主人公がインコを届けるために森にやってくるまではいいのですが、そこから急に車が消えたり、辿り着いた小屋でいきなりすぐ観察生活始まったり、主人公がほとんど疑問を抱かず簡単にそれを受け入れたりと何もかもがふわふわしてて物語世界にさっぱり入り込めません。もっと説得力ある脚本にしてください!あと、夜のシーンの画面が暗すぎて何をしているのかほとんど分からなかったのも大いにマイナス。最後も結局なんやってんみたいな感じで終わっちゃったし。と自分はさっぱり嵌まらなかったのですが、親父も忘れたころにヒットを打つ人なので、いつかは娘さんもホームラン打ってくれるかも?!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 4点(2025-07-20 12:23:21)★《新規》★
7.ネタバレ 出られない空間、怪物が人を騙そうとする、昼間は地下に潜伏など最近U-NEXTで観たフロム-閉ざされた街-(連ドラ)とかなり設定が似ている。あちらの方が面白かったけど、怪物の不気味な演出などはこっちの方が良かったかな。
まあシャマラン娘さんの初めての監督作品としては次に期待が持てそうな気はしました
映画大好きっ子さん [インターネット(字幕)] 6点(2025-05-06 20:55:09)
6.ネタバレ 映画界で意外と多い2世監督。コッポラやリンチは娘が映画監督ですし、日本だと天願大介監督(父は今村昌平)、宮崎吾朗監督、深作健太監督などが有名でしょうか。そして本作の監督はあのM・ナイト・シャマランの娘さんだそう。監督デビューとなる本作では父親が製作に名を連ね、まさにシャマランブランドのファンタジーサスペンスに仕上がっています。まるで宮崎吾朗監督における『ゲド戦記』のような趣き。ジャンルやテイストは元より、物語自体も監督自身を投影させているように見えるのは気のせいでしょうか(嫌らしい言い方ごめんなさい)。
ここからネタバレ。迷いの森に巣食う「ウォッチャーズ」の正体はエルフでした。どんな人間にも容姿を変化させられる能力あり。かつては人間と共生していたものの、地下に追いやられ夜間しか活動出来ない身体になってしまったそうな。そんな中、突如あらわれた異端児は「デイウォーカー」と呼ばれ陽の光を克服しています(鬼滅の刃か)。キーパーソンとも言える異能のデイウォーカーは監督自身の写し鏡では。誰だって父親と母親のハーフに違いありません。出自を知り苦悩しながらも前を向くデイウォーカーは、そうありたいと願う監督の姿に重なります。果たしてイシャイナ監督は、映画監督としてのアイデンティティを獲得できているのでしょうか。アイデンティティとは親のそれを真似るところから始まると聞きますが、咀嚼して血肉にしなくてはならず、逆に親に食われたら元も子もありません。アイデンティティなんてセンシティブな話に外野がとやかく言う筋合いなどありませんが、本作があまりに「シャマランシャマラン」している為、少し心配になりました。そういう意味では、父親の比護から離れて自由に映画を監督された時、初めて真価が問われるのかもしれません。
目隠シストさん [インターネット(吹替)] 6点(2025-05-05 22:52:11)
👍 1
5.ネタバレ 別に揚げ足撮る気はないのですが、「衝撃の覗き見ホラー」ということですが「覗き見られホラー」ですね。否、「ガン観られホラー」かな?マジックミラーなだけで観察ですからね。見られてる方は覗かれてる感があるかも知れないけど観てる方はガン観の監察。

まぁその辺は配給元の売り方の問題なので別として、アプローチとしてはユニークに思えました。新たな妖精観と言うか、妖精って言うとティンカーベルとか古のドイルさんがらみの事件?のイメージのように小っちゃくて可愛くてか弱い感じなんですが、ここで登場するのは凶暴で恐ろし気で(人間との戦いに敗れて辛酸を舐めさせられた結果変わっちゃったのかも知れませんが)、挙句変身までしちゃう。で、人間とのハーフともなれば無敵の強さにバージョンアップ。これはユニークに感じました。普通なら悪魔が登場しそうな流れです。

ただ、そんな感じで最初っから最後まで突き抜けてくれればかなり楽しめたと思うのですが、冒頭は孤独なヒロインの過去を追ってヒューマンドラマ的に組み立てるの?みたいで、森に入ってからダークファンタジー風ホラーに方向転換、あれ?ヒロインの過去は関係ないの?って感じになり、とは言え鳥籠に居た青年にも哀しい過去があったりもして、もしかしてここに集められたのは何か暗い過去を背負っているから?などと思わされはするものの、やっぱり関係ないようでもあり…。今ひとつ纏まりと言うか一貫性がないように思えたりもします。ラストは姉妹がひさびさに心を通じ合わせたりするから、なんだか無理無理のハッピーエンディングみたいな。でも、路上から見つめるどう考えてもマデリン若しくはその仲間が居たりするから続編の予告編みたいだったり。

何も考えず、ホラー感十分な美しく妖しい森の映像とアップが多めに感じるダコタさんの美貌を楽しむのであれば問題なし。深堀りしようとすると混乱してしまう。雑、とは言いませんが、何かもうひと味欲しい作品でした。

あ、トリさんがキーマンになってるので甘めの7点献上です。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 7点(2025-03-26 14:37:58)
4.ネタバレ 幼いころにルールを守らず母を死なせてしまうとゆうトラウマを抱えた女性が、化け物が巣くう森に囚われてしまうとゆう物語。えらく化け物の設定が凝ってるし、なんかこれから続くシリーズの始まりみたいな感じでまとめられているなーて思っていたら、監督はこの映画を続編を考えているみたいで、いつか作るんかなー?まー、それなりには楽しめました。
なにわ君さん [インターネット(吹替)] 5点(2025-03-10 22:12:15)
3.M・ナイト・シャマラン監督の娘さんなのね.
「この結末、あなたの予想は絶対外れる」というキャッチフレーズほどは騙された感はないです.
あきぴー@武蔵国さん [映画館(字幕)] 7点(2024-06-23 23:02:32)
👍 1
2.ネタバレ 根本的に、陰鬱な森の中に「鳥籠」とかって妙な家が建ってて人が入ってて、んでソレを「ウォッチャーズ」とかって悍ましいナニかがじっと見つめて居る…ってアイデアが多分最初に在ったのだとは思われるのですよね。そのアイデアを端緒にしたお話・設定(・世界観)の広げ方・組立て方ってトコロには、まず必然性とかってのは殆ど無いという感じだと思いますし、何なら整合性とかってのも終始相っ当に微妙…みたいな、またごく親父譲りだなコレ~って方の映画だとも(かなり高度に)思われるのですよね。ソコは私も当然、そーいうのチャンとしてる方が(凡その場合においては)フツーは望ましいだろう…とゆーのと、個人的にはもう一つ、そーいうかなり荒っぽいお話である一方で、オーラスに向けては何だか妙に丸く収めようとして来やがったな~とゆーか凄く八方美人な終い方を選択してたな~って感覚が強く有るのでして、その辺なんかも最早違和感に近い方のモノではあったのです(⇒重ねて、こーいうごく高度に辻褄が合い切らない様なお話だったならば、結末のトコロは寧ろどっちか何れかの方向に派手に破綻してゆく位の方が自然じゃねーかな…とも思ってしまうのですよね)。

とは言え、そーいう不整合で不自然なお話であるからこそ逆に確実にユニークさは備わってたとも思いますし、加えて何より結構もろもろと気合の入った映画だったのも確かであって、端的な映像の出来・パワーとゆーのは予想以上に強力だったとも思った⇒なのでコレも比較的、ストーリー上の謎を解き明かしてゆく方がメインって作品に見えて居たワリにも、少なくとも映画館で&ネタバレ無しで観る分にだったら全然ホラーにも成ってたかな、とは思えたのですよね。少しダケ甘く付けてこの評点にしておきます(⇒どーせ観るなら映画館で…)。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 6点(2024-06-22 00:08:55)
1.結論から言っちゃうとそんなに面白くはなかったです。
「この結末、あなたの予想は絶対外れる」とか言ってたけど、そんなどんでん返しは特にありません。
シャマランの娘だからってそう言う盛った宣伝はよろしくない。
ただ、見るに耐えない駄作でもないです。作りは丁寧で緊張感も良く持続していた。
お話には無理がありすぎるけど、それなりに見入ってました。
まぁ監督デビュー作だし充分な出来ではないでしょうか。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 6点(2024-06-21 22:56:34)
👍 1
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 5.88点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4112.50%
5112.50%
6450.00%
7225.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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