映画『硝子のジョニー 野獣のように見えて』の口コミ・レビュー
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硝子のジョニー 野獣のように見えての口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
硝子のジョニー 野獣のように見えて
[ガラスノジョニーヤジュウノヨウニミエテ]
1962年
【
日
】
上映時間:108分
平均点:7.00 /
10
点
(Review 3人)
(点数分布表示)
公開開始日(1962-09-30)
(
ドラマ
・
ラブストーリー
・
モノクロ映画
)
新規登録(2007-07-04)【
青観
】さん
タイトル情報更新(2022-08-12)【
イニシャルK
】さん
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監督
蔵原惟繕
キャスト
宍戸錠
(男優)
ジョー
芦川いづみ
(女優)
深沢みふね
平田大三郎
(男優)
宏
南田洋子
(女優)
由美
田中筆子
(女優)
みふねの母
武智豊子
(女優)
おきく
桂木洋子
(女優)
千春
玉村駿太郎
(男優)
遺骨を持った男
脚本
山田信夫
音楽
黛敏郎
撮影
間宮義雄
企画
水の江滝子
配給
日活
美術
木村威夫
編集
鈴木晄
録音
沼倉範夫
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3.
ネタバレ
芦川いづみが人買いに売られる知的障害者を演じる。清楚な知的美人という印象が強い彼女にして、ちょっと驚く役どころ。それに絡む男が二人いるが、彼らとのやり取りのなかで浮かび上がってくるのは、芦川いづみの無垢な精神。虐げられても怒りや憎しみという感情が持てず、自分を売り飛ばそうとした男でさえ健気に看病する。やがて、近しい人に裏切られた過去を持つ男たちが彼女の聖母のような慈愛を認識するというストーリー。知的障害を抱えることと彼女の優しさは無関係ではない。世間に蔓延する悪意の表層しか認識出来ないことで、その優しさが醸成されるのなら、テーマはアダムとイブが知恵の実を食べたところまで遡る。結局、海に身を投げる彼女の心は、誰かを満たしても誰かから満たされることは無かった。重い見応えはあるが答えが見えない映画でした。ファンタジー的な色彩は無いが最近の「空気人形」にそっくり、ってこちらの方が50年近く先に作られていますが…。自分は、芦川いづみがちょっとユニークな女性という程度で、知的障害者らしく見えなかったことが残念でした。近頃は変な日本語を使うコミュニケーションレベルの低い人が多いし、女優に突飛なことをやらせる演出も多い。そんな環境に慣れてしまったからだろう。
【
アンドレ・タカシ
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
5点
(2010-05-22 16:14:17)
🔄 処理中...
2.山口百恵が芸能生活を生きてゆく上で参考になったのは芦川いづみのあり方だったそうだ。と週刊文春の座談会(おすぎ・大林宣彦等)で話が出ていた。なるほど確かに両者とも結婚引退し以降マスコミに顔を出さなかった事など共通点はあるにはある。ただ決定的に違っていたのは芦川いづみは「アイドル」ではない、女優としての力量を存分に発揮する前に消えていったという点ではなかったか。そんな彼女のベストは川島雄三「風船」であるのは『芦川いづみ会(なんじゃそりゃ)』の満場一致意見であるのだろうが、最良の一本としてはこの作品をあげたい。彼女はこの作品上のヒロインを演じ、純粋な美しさとはかなさで「道」のジェルソミーナに肩を並べた。話としては納得のいきかねるところがあるかもしれない(ありすぎだ!と友達はのたもうとる)。だがこの場合はアイ・ジョージと宍戸錠、芦川の傷ついたぼろ雑巾三人組の旅の成り行きを黙って見守るしかないのでは無いか。あと南田洋子の演技も特筆すべき。ちなみにこの映画、大林監督もベスト邦画30本の中に選んでおられます。
【
Nbu2
】
さん
[映画館(邦画)]
8点
(2010-01-16 12:25:12)
🔄 処理中...
1.
ネタバレ
私はこの作品を芦川いづみの代表作品に挙げたい(すべての作品を観ている訳ではないが)。「白痴」、そのために人に捨てられてきた彼女の人生。稚内の漁村から売られ、脱走した彼女を列車で助けた宍戸錠を「ジョニー」と呼び、彼にくっ付いていく。
この二人の出会いのシーンだけでも、彼女の存在感に圧倒され、宍戸錠の豪快な男とのやり取りに観るものも引かれていく・・・宍戸錠に必死について無邪気に喜び笑う芦川いづみの表情を見よ!もはや演技という事さえも感じさせない純真な姿。
そんな奇妙な二人の関係も、徐々にせつなさが帯びてくる。逃げた彼女を追うアイ・ジョージョの存在、一人の競輪選手にしがみつく宍戸錠。そして、宍戸錠に結局捨てられ「私をすてないでえ」と無垢に叫ぶ彼女の姿。
そこからは、三人の「さすらいの旅」となるが、三人とも人に裏切られる。北海道(函館)を舞台とした切ない物語へと変貌していく。なにか「渡り鳥」のような、人に裏切られそして流れていく寂しさ、荒涼感が良く出ていた。
構成上やや無理も感じられるのですが、それでも、この三人、特に芦川いづみの存在だけでも観るものに強く訴えるものがあった。凄みがあった。
彼女の純真さが、もっとも発揮されていた。
私が思うに、強引かもしれないが、他の作品は作品に対して彼女を充てているためか、表面上の清楚さしか垣間見れないのだが、この作品は、まるで彼女の魅力を引き出すかの如きシナリオ。その違いを凄く感じたし、彼女の「演技にみえない演技」でもって十二分に魅力が発揮されていたと思う。
【
サーファローザ
】
さん
[映画館(邦画)]
8点
(2008-09-21 21:58:35)
👍 1
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【点数情報】
Review人数
3人
平均点数
7.00点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
0
0.00%
5
1
33.33%
6
0
0.00%
7
0
0.00%
8
2
66.67%
9
0
0.00%
10
0
0.00%
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