007/リビング・デイライツ の スティーヴン・ジェラードの妻 さんのクチコミ・感想

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007/リビング・デイライツ の スティーヴン・ジェラードの妻 さんのクチコミ・感想
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《ネタバレ》 ティモシー・ダルトンのボンドは「消されたライセンス」を先に鑑賞したが、「リビング・デイライツ」の方がストーリーやアクションは個人的に好みであり、率直に面白かった。ロジャー・ムーアとは対照的なボンドとなっており、ジョークやユーモアを期待してはいけない。当時のソ連KGB内部の腐敗や汚職、権力闘争の状況やアフガニスタン侵攻など国際情勢をストーリーを反映している点も楽しめる。今回はボンドの相手となる女性は実質1人であり、硬派なボンドにも好感が持てた。当時のダルトンは41歳で、ちょうど「カジノ・ロワイヤル」のダニエル・クレイグと同世代である。ボンドはこのくらいの年齢が良い。アクションにも切れがあり(本人が積極的に参加した模様)、ロケ地もジブラルタル、チェコスロバキア(ブラチスラヴァ)、オーストリア(ウィーン)、モロッコ(タンジール)とどこも異国情緒あふれ、あたかもボンドと各地を回っているような気分に浸れた。とくにタンジールはボーンアイデンティティでも使われているが、迷路にように入り組み、独特のアラビア風の雰囲気はあの街でないと醸し出せない。Qの発明道具やアストンマーチンも活躍し、いろいろな要素をバランス良く取り入れた作品だと思う。人によっては、ティモシー・ダルトンに華がないと言う人もいると思うが、私はダルトンの演じるボンドに好感が持てた。
スティーヴン・ジェラードの妻さん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-22 13:34:42)
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投稿日付邦題コメント平均点
2008-11-24追憶(1973)9レビュー7.32点
2008-09-07ベオウルフ/呪われし勇者3レビュー5.51点
2008-08-31リトル・チルドレン6レビュー6.34点
2008-08-27セックス・アンド・ザ・シティ10レビュー6.06点
2008-08-24スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師6レビュー5.84点
2008-08-16魔法にかけられて5レビュー7.05点
2008-08-11ダークナイト(2008)9レビュー7.67点
2008-08-03バットマン ビギンズ7レビュー6.73点
2008-08-03ナイト ミュージアム6レビュー6.20点
2008-08-03妹の恋人6レビュー7.08点
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