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『キャッツアイ』の瞳に猛烈に恋した時期がある。ベッド(二段ベッドの上)に切り抜きを貼り眺めながら悶々としていたが、今考えても別に恥ずかしいとは思わない。誰でも人間以外のものに恋した経験はあるだろう。そんな妄想的な願いを叶えてくれたのがこの映画だ。だぶだぶの服装やドタバタは80年代そのもので古臭いが、内容は昔も今も楽しめるものだ。バイクにマネキンを乗せて走る姿は周りから見れば間違いなく変態だろう。通報されてもおかしくない。しかし人目を気にするのは恋じゃない。シェイクスピア兄さんがこんな事を書いたらしい。『恋は盲目であり、恋人たちは自分たちが犯す愚行に気付かない』ホントうまい事言った。突っ込みどころ?もちろんそりゃあるけど細かい事を考えず、素晴らしい音楽にのせたこの妄想を楽しもうじゃありませんか。
【オニール大佐】さん [地上波(吹替)] 10点(2008-08-16 17:48:04)(良:1票)
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