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《ネタバレ》 これは恐らく誰もが賛同すると思うのですが、とにかくメイン二人の演技が素晴らしい。特にアンソニー・ホプキンスは、ハンニバル・レクター博士のような極端な人物を演じるのは特に難しいと思うのですが、その異常性、カリスマ、インテリゲンチャを見事に演じきっています。ジョディ・フォスターもクラリスの感情の機微の変化が、表情のかすかな動きによって画面から伝わってくるのは、卓越した演技力を持っている事の証でしょう。
実力のある役者を前面に出し、映画としての派手な演出は逆に抑え気味だったのも好感が持てました。 今では巷に溢れているサイコサスペンス物に慣れていても、十分に恐怖を感じられる傑作ですね。寧ろ、派手な残虐描写も大して無いのに、これだけの緊張感を出せている方が映画として素晴らしいと思います。 【民朗】さん [地上波(字幕)] 9点(2009-12-03 23:06:13)
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