ボックス!(2010) の だみお さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ホ行
 > ボックス!(2010)
 > だみおさんのレビュー
ボックス!(2010) の だみお さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ボックス!(2010)
製作国
上映時間126分
劇場公開日 2010-05-22
ジャンルドラマ,スポーツもの,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 お決まりで王道だけど、印象的なエピソードもあり良い作品だったと思います。ルールとか気になる部分もありましたが、エンドクレジットの最後にお断りが出て納得しました。けれど、経験上から思うに、よほど消耗して動けないとかじゃない限り、防御に偏ると相手がどんどん打ってくるので、打たれたくなければ自然と手を出すものだと思うのですよ。打つ方もガードガチガチなところにやみくもにラッシュするかなー? 無駄に疲れるだけじゃ? と思うのですが、コーナーに詰められて防御しっぱなしの相手に対して、ラッシュを浴びせまくるというシーンが多かった気がします。両者完全に足止めて打ち合うとかも嘘っぽいし。そんなこんなでボクシングシーンについてはそれほど乗れませんでした。カメラでアップに撮りやすい戦況ばかりやってた感じがします。同校の親友同士が大会で決勝というのも、普段からスパーたくさんやり合ってるはずで、それが無かったかのように大会の時だけ特別な対峙緊張の描写とか、負けて心が折れるとかは、リアリティが遠くなってる気がしました。そういうところで減点です。負けっぱなしの先輩には一度どこかで勝ちを味わって欲しかったけど、それが無かったのも残念。けれど「誰かのためにやってるんじゃない」と言っていた主人公が親友のためにサウスポーになってパートナーを務め、それが後に自分の糧になるというところが良かったと思います。親友のためにサウスポーに切り替えるシーンがあまり印象的ではなかった点が残念でもありますが。努力せずに天性の才能だから簡単に捨てられる、そんな主人公なのだから、2度の挫折の中、友のためにサウスポーになるのに、ちょっとしたハードル感じさせて欲しかった。それがあったら、クライマックスが読めてしまうからボカしたんでしょうかね。栄養ドリンクの選手のキャラは普通にいい奴でも良かったのでは? ベタ過ぎです。挨拶しに来たのに優紀が無視するシーンはなんだかなー。女性教師の役は見かけが嫌いな女優さんなんですが、そんな彼女に適した役所に期待をしたものの、彼女の角が取れていってグッと共感するような印象的な場面がなかったのは残念でした。映画が盗まれている・・・の女の子は「中高生の頃こういうコいたなぁ」な感じを自然に演れていたし、清水美沙を久々に見れたのも良かったです。
だみおさん [DVD(邦画)] 7点(2012-05-10 21:40:57)
だみお さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2016-11-16ザ・ブリザード7レビュー5.75点
レヴェナント 蘇えりし者4レビュー6.48点
メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮3レビュー4.78点
2016-11-08追憶の森2レビュー5.58点
2016-10-30ムーン・ウォーカーズ4レビュー5.16点
2016-10-28ダラス・バイヤーズクラブ5レビュー6.95点
2016-10-28サウルの息子0レビュー5.65点
2016-10-17グラスホッパー6レビュー4.94点
2016-10-17グッド・ライ いちばん優しい嘘8レビュー7.60点
2016-10-15独裁者と小さな孫1レビュー6.00点
ボックス!(2010)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS