鉄道員(1956) の MAHITO さんのクチコミ・感想

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鉄道員(1956) の MAHITO さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 鉄道員(1956)
製作国
上映時間115分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,ファミリー,クリスマスもの
レビュー情報
鉄道員をしている父親と、その一家の日常生活を描いた作品。
古いイタリア映画というのは、昔の日本に相通ずるものがあるようで違和感を感じさせない。
監督兼主演のピエトロ・ジェルミの頑固親父はまさにハマリ役。純粋でかわいい末っ子が、
家族間の橋渡し的な役割になっているのがリアル。個々の人物描写がしっかりと描かれている。
ストーリー自体は粗がない代わりに、ドラマチックな展開も見受けられない。
一家の描写を中心に物語は淡々と進み、徹底的なリアリズムを追求した仕上がり。
ベタな演出はいっさいないので、頑固親父の家族に対する思いが如何に伝わるかが、
この映画を鑑賞するうえでのポイントとなる。こんな不器用な親父、昔はたくさんいたんだけど。
近頃頑固親父が少なくなったとお嘆きの貴兄に。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-26 11:54:13)(良:1票)
MAHITO さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2016-05-02婚前特急4レビュー5.70点
2015-09-01最高殊勲夫人5レビュー7.18点
2015-08-17超能力学園Z3レビュー3.63点
2015-07-30かぐや姫の物語4レビュー7.17点
2015-07-22瘋癲老人日記5レビュー3.50点
2015-07-06愛欲(1966)3レビュー3.00点
2015-07-02箱入り息子の恋5レビュー6.40点
2015-06-25八月の濡れた砂3レビュー4.16点
2015-06-17黒部の太陽5レビュー7.02点
2015-06-07さらば恋の日4レビュー4.50点
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