ボーン・アイデンティティー の たきたて さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ホ行
 > ボーン・アイデンティティー
 > たきたてさんのレビュー
ボーン・アイデンティティー の たきたて さんのクチコミ・感想
作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》  ストーリーはともかくとして、アクションは好き。
 『静』から『動』へのシフトが鮮やか。アクションで大事なのはこのメリハリかも。
 プロの殺し屋同士の戦いというのは、理屈抜きでワクワクします。少年漫画に慣れ親しんできた者であれば、この作品に心ときめく部分があるはず。
 4,000万$(でしたっけ?)かけて作られた人間兵器。その強さの度合いも、比較対象があって初めてわかるというもの。その意味では、ジェイソン・ボーンと戦ったプロの殺し屋たちの強さは合格点と言えるでしょう。また、得意科目に個性が感じられるのも◎ですね。『異種格闘技戦』はこうでなくては。
 よって、個人的には、この作品は『ヒーローもの』ではないかと思うわけです。少年漫画で使われても面白そうな題材。こーゆーシチュエーションは、いくつになってもわくわくしちゃいますね。
 また、前半から中盤にかけての緊張感は、ミステリー要素が強くてここも◎。この辺りは一級品のサスペンス映画を見ている興奮が味わえます。中盤以降はジェイソン・ボーンの強さがはっきりしちゃって、爽快感は増すのですが、緊張感は半減。要は、『ボーンがこの連中にどう落とし前をつけるのか』ってのが後半最大の見所になるのでしょうが、その点に関しては『賛否』の『否』の意見が多いのもわかる気はします。ただこれは前半の面白さによる期待値の膨れ上がりも要因になっていそうですけどね。確かに大作映画としての深みはそれほどでもないかもしれません。
 ですが記憶を亡くした超強い主人公が、機転とずば抜けた戦闘力で次々とピンチを切り抜け、敵を撃破していく。単純だけれども、それだけで映画は十分面白いと感じさせてくれる作品です。
 マイナスポイントはやはり恋愛パートかな。個人的にフランカ・ポテンテという女優にあまり魅力を感じません。
 だから彼女とのラブシーンも『はあ。』
 お金を渡して『逃げろ』って言うシーンも『はあ。』
 最後再会できたときだけは、ハッピーエンドで『良かったね。』とは思いましたが、それ以上の感情は湧かず。残念。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-12-25 14:49:43)(良:1票)
たきたて さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-21アクアマン6レビュー6.77点
2024-04-20エンダーのゲーム7レビュー5.88点
2024-04-18アナベル 死霊博物館7レビュー4.63点
2024-04-16人狼ゲーム8レビュー6.33点
2024-04-15ケープタウン(2013)7レビュー6.20点
2024-04-14飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲6レビュー5.26点
2024-04-10パージ:エクスペリメント7レビュー5.50点
2024-04-09メトロ427レビュー7.00点
2024-04-07武器人間7レビュー5.50点
2024-04-05好きっていいなよ。7レビュー3.80点
ボーン・アイデンティティーのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS