映画『死命 ~刑事のタイムリミット<TVM>』の口コミ・レビュー

死命 ~刑事のタイムリミット<TVM>

[シメイケイジノタイムリミット]
2019年上映時間:101分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマサスペンス刑事もの小説の映画化
新規登録(2021-03-10)【かっぱ堰】さん
タイトル情報更新(2025-05-18)【イニシャルK】さん
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キャスト吉田鋼太郎(男優)蒼井凌
蓮佛美沙子(女優)山口澄乃
中尾明慶(男優)矢部知樹
小木茂光(男優)岩澤兵馬
黒沢あすか(女優)榊奈保子
金井勇太(男優)高木庄司
山谷花純(女優)蒼井瑞希
大高洋夫(男優)
モロ師岡(男優)安東徳次郎
賀来賢人(男優)榊信一
制作テレビ朝日
東映
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💬口コミ一覧

1.ネタバレ 先に原作を読んだがあまりいいとは思わなかった。このドラマもかなり原作準拠のようで、不自然だとかちょっと無理がある感じの設定は大体が原作由来である。ただしTVドラマ化に当たって、見てわかりやすいよう予告を入れたり言葉を足したりの工夫をしており、またラストに少し救われる場面も加えている。有名なクラシックの曲が使われていたのは別にいいとも思わなかったが、これは亡き妻のためのテーマということだったか。

登場人物には共感しにくいところがあるが、主人公に関しては仕事自体が妻への献身だったという事情、及び最終的に死への恐れを解消できた理由はわからなくはない。犯人の方は人格的に理解不能だが、主人公が死を恐れなくなった理由がそのまま犯人に死を恐れさせたということではあるらしい。過去を切り捨てようとしても結局いわば最後の審判があるということで、自分のこととして考えてもこれは実際に不安要因かも知れないと思った。一瞬ホラーのようで怖い場面もある。
犯人もそれなりの事情があったわけなので、嘘まで言って恐れさせる必要はあったのかとは思うが、しかし社会に一定数いると思われる「死ぬことさえ恐れていない人間」を強いて恐れさせることが本当の罰だという主張かも知れない。地獄が実在するとはいえないが、パノラマ視現象というのは実際あると言われているので、このドラマがオカルトに依存しているわけではない。

登場人物に関してはそれほど違和感がない。若い刑事はコミカル寄りでこの役者らしいいい味を出している。また主人公の娘については、ダンサー志望の印象が少し弱まっているのが残念なのと、目が大きいので両親には似ていなかったが、父親に対しては反発するだけでなく、ちゃんと親子であろうとしていることが表現されていた。原作のディズニーランドはみなとみらいの観覧車になっていたが、この場面での娘の様子には和まされる。終盤でもこの娘との関係で少し泣かされるところがあり、視聴者の目からはこの人が一番いい役に見えた。
かっぱ堰さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-03-27 11:34:08)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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61100.00%
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