23.ネタバレ はい、どっからどう見ても明らかに「やり過ぎ」、ですね。撮る方、演る方、見る方、皆さまお疲れさまでした。 ここまで無数の敵と連続して戦い続けて、無事な訳がないし体力が持つ訳もないし。要するに「リアルな戦い」をリアリティそっちのけで繰り広げまくっていて、これはもはや一種のダンスなんですね。死の舞踏。って前作でも書いた気がするけど。 正直、ここまでやられると、感覚がマヒしてきます。同じことばかりをひたすら繰り返しているような。そのワザ、さっきも見たよ、と。 それに、画面上で繰り広げられるこれらの動きはおそらく徹底的に計算され、整合が取られているんだろうけれども、「きっとそうなんだろう」と思うだけであって、画面は完全にインフレーションを起こしており、物理的なツジツマがあってるんだかあってないんだか、もうさっぱりわからない。ただ、なんだかここまで来ると、人間の動きを見ているというより、コンピュータゲームを見てるみたいでもあり。 しかしそれでもなお、この作品は、この「やり過ぎ」を敢行します。やり過ぎてナンボ、インフレ起こしてナンボ。「思ったよりアクションが少なかったなあ」とだけは絶対に言わせない、まさに満腹確約、といったところですが、やり過ぎた先にこそ、初めて見えてくるものもある訳で。 もちろん、ただ無節操に同じことだけを繰り返しているんじゃなくって、ガラスが砕けることで(一応は)銃弾が飛び交ってます、というアクセントをつけ、また、いったん戦いが終われば、次の闘いではシチュエーションを変え、映画に変化を加えてくる。その行きつく先に待ち構えるのが、あの階段での死闘。 とって付けたように階段を転がり落ち、とって付けたように疲労困憊する、んですけど、もうそれで、いいじゃないですか。アクション映画における階段は、転がり落ちるためにこそある、という訳で。 ここに至るまでにさんざん「やり過ぎ」たからこそ、クライマックスの決闘がどちらかというと静的なものであっても、ぜーんぜん不満はありません。アクションはもう充分見たしね。こんな気分にさせてくれる映画、他にありますか? ただ・・・背景のCGの光景が、ちょっと薄っぺらく感じてしまうのは、これは残念でした。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 7点(2025-05-24 12:00:30) ★《新規》★ |
22.スタイリッシュな映像を追っかけすぎて、信ぴょう性がないアクションになってる気がするね。 【センブリーヌ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2025-04-05 14:23:43) |
21.シリーズ4作目にしても揺るがぬコンセプト。数多の人間がゲーム画面のように派手に散り、演出から舞台設定から全てがサバイバルアクションのため。いかになぎ倒すか蹴散らすか、どの角度で撮れば効果的に人が吹っ飛ぶか。この熱意、熱量の大きさもう脱帽。 けれんみと犬。この辺の原点回帰も変に律儀。 観てるだけで体力使っちゃった。疲労した頭の片隅で「真田広之がいなくなったら美しい剣技を誰が受け継いでくれるのかなあ」などと考えていました。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2025-03-06 22:48:33) |
20.ブラックラグーン、COWBOY BEB0Pへのオマージュですね。ストレス開放におすすめ。 【けごや】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-09-23 23:18:18) |
19.ジョナサンは何故こんなに愛されるのか。 【TERU】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-29 20:00:21) |
18.ネタバレ ニューヨーク、大阪、ベルリン、パリと舞台が展開されていきますが、大阪でのこのデフォルメされた文化的景観は これでジョン・ウィックシリーズってな感じで面白かったですねぇ。 防弾スーツによって互いに打ちまくってもなかなかやられないんですが、 バレエでも踊るかのようなアクションがこれまたこのシリーズの持ち味でしょうかね。 そしてベルリンの滝が落ちるようなダンスホールでのアクションはとってもクールだったように思います。 パリではみま苦しいカーアクションや天井から俯瞰した銃撃アクション、そして階段からのロング転がり。 ラストの一騎打ちシーンとどれも印象深かった。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2024-04-10 12:06:10) |
17.ネタバレ 相変わらずぶっ飛んだ世界線の本シリーズもついに最終章(なのかな?)に突入です。冒頭で主席連合の上位に立つとされる首長がジョンにあっさりと射殺されてしまいますが、このジョンの行動にはちょっと説明がつかない感じがありました。代わって主席連合のトップに立つのがグラモン侯爵なる若造、彼が本作での最凶ラスボスという位置づけなのですが、貴族ぶった言動をするだけで最後まで銃を一発も撃つこともなくて悪役としては拍子抜けさせられます。そしてジョン・ウィックに絡む旧友二人がどちらもアジア人のドニー・イェンと我らが真田広之となります。盲目の暗殺者イェンの能力は超人と言うよりも超能力者というレベルですが、この人の動作やアクションには華というか男の色気の様なものすら感じさせられます。できればこのケインというキャラは真田に演じて欲しかった気もしますが、イェンの方がハリウッドではまだ格上ということなんでしょうね。まあ真田が演じたコウジというキャラも十分にカッコイイんですけど、彼に割り当てられるキャラはパターンが決まっているような気がするのは、自分だけでしょうか? 凱旋門のロータリーでの銃撃戦や200段の階段落ちなど、今作では体を張った見せ場が多かったかなと思います。キアヌ・リーヴスも、ローレンス・フィッシュバーンがプレゼントしてくれた完全にスーツスタイルの防弾着のおかげで、車にはねられても弾を喰らってもダメージが少ないという設定でしたが、いくら何でもこのスーツ無敵でしょ(笑)。キアヌは基本(?)に忠実で必ず相手の頭や顔に何度も弾をぶち込むのに、なんで敵の弾は頭部や顔面に当たらないのかな?すいません、野暮でした(笑)。 最近は『ミッション・インポッシブル』シリーズやジェイソン・ボーン作品群などシリーズになったアクションものが多いけど、その独特な世界線も含めてこの『ジョン・ウィック』シリーズが私には一番のツボでした。ジョン・ウィックよ安らかに眠れ!と哀悼の意を示すところですが、まさかの第五作目製作の噂が…それじゃあ『アウトレイジ』になっちゃうじゃん! 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-04-03 22:52:45) |
16.一回目はあまりのストーリーのなさにがっかりしたが、そういうものだと思って二回目見たらそれはそれなりに面白い。純粋にアクションシーンを楽しめるかどうか。一応最後の逆転劇もあるし。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-04-02 22:01:01) |
15.続編ごとに点数が上がっていくという事は、作品ファンが見続けていての点でしょうね。 私も4までは見ました。 が、私の中ではここで完了とします。 で+1点献上。 やっぱり身体が硬いキアヌ。O脚ガニ股ドタドタ歩き。かっこいいけどスタイリッシュアクション俳優にはなれないキアヌ。 アジア人としてドニー・イェン、真田広之と見比べてしまうとやはり劣るのですよね。今回は余計に感じてしまいました。 もうこれで終わって欲しかったなぁ。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-03-24 17:01:34) |
14.ネタバレ いつもながらの変な世界観。でも嫌いではない。 思うに、優れた映画とは、居心地のよいテーマパークやホテルのようなもので、そこに居ること自体が楽しく、「早送り」などしたくならないものだろう。
いくらジョンが強くても、主席連合のルールそのものからは逃れることができない。 人間社会のしがらみからは、逃れられいよ、というメタファーなのだろうか。 最後に自由を勝ち取ったが、友を救い、結局自分は死へと旅立った。「生にしがみついていた」から? エンドロール後のケインと娘との再開、そして、すーっかり忘れていた復讐。 因果応報。 【チェブ大王】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-02-03 17:59:19) |
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13.ネタバレ 決闘のために防弾スーツとチョッキを脱ぐときに、チャリン、チャリンと着弾した弾が落ちる音がする・・・こだわってますよね~。 こういうところが好き。 【リニア】さん [映画館(字幕)] 8点(2023-11-04 17:54:07) |
12.ネタバレ いやいや、長かった・・ で、キアヌ死んじゃったようなエンディング? でもウィキでは、5作目も同時に撮影の話も有ったというので、死んでない可能性も? で、ネタバレついでに、3曲分もあるエンドロールの後で、更にワンシーン入ります。 ただ、キアヌは居ません。 何なんでしょう? という170分 今回はトイレ行かずに済みました。 アバターでは痛恨の一時離脱・・。
中身は、半分以上が打ち合いシーン。 バンバンバンバン、正直ちょっと疲れました・・ 面白いのは、パリでの戦闘で、真上からのドローン映像で、建物の中で撃ち合いながら 移動する長いワンカットのシーンが痛快。 火力の高いショットガンで、1発で相手が 吹っ飛んで火だるまになる特殊な武器のシーン。これが見ていて快感。 キアヌ抹殺の為に敵が用意した銃なのに、いきなり奪われてキアヌが使い倒すのが最高。
残念なのは、今回のラスボスが、童顔の若手俳優で、悪そうにも怖そうにも見えない事。 あと日本が誇る俳優真田氏の出番が短かった件。ブレットトレイン位は出て欲しかった。 今回も階段落ちシーンがあります。しかも100段は落ちてる・・しかも2回も・・ どこまでしぶといのかジョナサン。
エンドロールでサオリ・イザワの名前を発見。真田の娘のアクションシーンでスタントの 吹き替えやったのかも。 どーせなら沙織ちゃん本人を見せて欲しかった。 と、要望ばかり言いましたが、総じてはマズマズの娯楽作品になってます。
一言言わせてもらえば・・ 5作目は不要だと思います。もう充分でしょう。 【グルコサミンS】さん [映画館(字幕)] 8点(2023-10-25 00:28:50) |
11.ネタバレ そうか、もうこのシリーズは観られないのか。 終わった瞬間に萌したのはそういう感情。 もうほとんどストーリーなんてそっちのけで、ひたすらキアヌのアクションを楽しむ。 真田広之とドニー・イエンという現アジアの最高峰のキャストを迎えて、アクション任侠映画としては、もういうことない出来。 俯瞰でみる曳光弾的なライフルの演出も面白い。いや、そういう画が観たかったのよ。 パラベラム辺りから、ちょっとそれは虫が良すぎるんじゃないかと思い始めていたが、今回も旧友を死闘に巻き込む自己中な展開。 コンセクエンスを受けたのは、実は掟を破りまくったジョン・ウィックだったのかもしれない。 だから、この辺りがきっと潮時なんだろうね。 アクション映画の世界にその名を刻むであろうシリーズのラストを映画館で観られたことに感謝したい。 |
10.ネタバレ 約4ヶ月ぶり2度目観賞。シリーズ第4弾。180分弱の長尺。今作もストーリーよりアクション。ゴーモンありカジノありで、まるで007やな。カジノでK1のレバンナみたいなんをどついて金歯をゲット。市街地でのジョン・ウィック包囲網。222段の階段はまるで六甲全縦の横尾山やな。最大の敵は友、頂上で決戦。意表を突いた奇襲で黒幕に引導。超絶タフネスガイのジョン・ウィックも力尽く。まだ続きがありそうやな。良作に格上げ。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-10-08 13:56:28) |
9.セルジオ・レオーネやジョン・ウー、ブルース・リーや座頭市、そういうのが好きなのはわかります。憧れのあの映画の雰囲気を再現したい、でもそれって結局映画を作ってるというより映画ごっこをやってるだけじゃないでしょうか。まあ映画ごっこでもいいんですよ、深く考えずに楽しめるエンタメなら。ローグ・ワンに続いて盲目のドニー・イェンはかっこいいです、ハマり役です、あのチャイムが鳴る仕掛けとか最高です。でもただのエンタメにしてはなんかモヤモヤする後味の悪い終わり方じゃないですかね。最近のハリウッド映画の傾向としてやたら上映時間が長いというのがありますが、それだけならまだいいんですよ。しかし一本の作品の中でまともにオチを付けずに続編へ引っ張るような終わり方をする作品が多すぎませんかね。しかも本作って一応シリーズ完結作のはずですよね?上映時間が長いならストーリーを語るだけの時間が十分あるはずなのにこれは怠慢じゃないでしょうか。悪い意味で映画じゃなくてテレビドラマの延長みたいな感覚で作ってるんでしょうかね。そりゃ倍速視聴も増えますよ。日本映画界は20年ぐらい前からそんな感じですがハリウッドまでそんなんになっちゃうのは勘弁ですよ。 |
8.ネタバレ 観ました。 音響は非常に良い所でした。
なんかもう始まりから最後までひたすらカッコいいアクションシーン、アクションシーンの連続でカッコ良さが飽和してて「かっこいいかっこいいかっこかこかかかかかか」みたいな、溢れてて、もうはい、ありがとうありがとうございます、素晴らしい素晴らしい……って感じでした。
上映時間がインド映画並みに長くてどうかと思ったのですが(なので上映回数とか限られて映画館側としては難しいだろうなとは思いつつ)、最初から最後まで息のつかせぬ展開がずーっと続いてくので、特に長いという感じもしませんでした。それから、これだけたくさんのそうそうたるアクションスターの歴々が登場されたら、それぞれしっかりした見せ場が要るだろうという欲求を余すところなく盛り込んで、すべてもうがっつりやってくれて、やり切ってくれるので、もう大満足でした。犬もありましたしね。
あの、合流シーンなんか激熱で、おおおおおおおお! っと叫んでしまいました(心の中で)。 〆も、そうきたか! という感じで、とにかく良かったです。
いちおう、敵役の人がアマプラの「コンチネンタル」から来てるようなので、事前に観ておいた方がより楽しめるかとは思いました(私は未見でしたが、初登場なのに悪辣ぶりが素晴らしく、映画だけでも十分楽しめましたが)。
エンドロールの後もシーンがあるので観ていただきたいですが、エンドについてはまあ、そういう世界だしねえで私は非常に納得した感じです。
素晴らしい作品ありがとうございました。
そういや、今回、大阪が舞台になるので(例のハリウッド風・日本ではありますが)、日本に宣伝にやってくるはずが、ハリウッドのストライキで来られなかったのはちょっと残念でしたか。
そんなところです。 【sim】さん [映画館(字幕)] 10点(2023-09-27 19:30:38) |
7.ラストの「決闘」の舞台に向けて、パリ中から群がるおびただしい数の敵を蹴散らしながら、50代後半のキアヌ・リーヴスもといジョン・ウィックは、二百数十段の階段を登り切る。そして、見事な“階段落ち”を見せる。 決闘開始時刻のタイムリミットが迫る中、数十段のロスかと思いきや、まるでコントのように延々と転がり続け、なんと二百数十段丸ごとの階段落ちを目の当たりにした時、この映画世界の真の境地を見たと思った。 そこに生まれたのは失笑などではない、唯一無二のアクション映画に対する紛れもない感嘆だった。
どんなにマンガ的な設定であろうと、どんなにあり得ない展開であろうと、どんなに馬鹿馬鹿しい描写であろうと、それを“アリ”にしてしまう孤高の娯楽力。それこそが、「ジョン・ウィック」という映画化世界が達した世界観であり、五十路を越えて己の“アクション映画馬鹿”の精神を貫き通したハリウッドスターの矜持であろう。
振り返ってみても、「ジョン・ウィック」シリーズは、いわゆる“一級”のアクション映画の“品質”など端から追い求めていない。「ミッション:インポッシブル」や「007」のように、世界中の幅広い映画ファンに認められて称賛されようなんて考えは微塵も無かった。
本シリーズにおいて、キアヌ・リーヴスを始めとする製作陣が追求したのは、古今東西のアクション映画マニアの心に巣食う「俺が観たいアクション映画」に他ならなかった。 もっと言い切るならば、キアヌ・リーヴス自身が“観たいアクション”そして“撮りたいアクション”の結晶だったのだと思う。
「俺が撮りたいアクション映画」、それを実現するためならば、彼はあらゆる努力を惜しまない。 ガンアクション、マーシャルアーツをはじめ、玄人はだしのあらゆるトレーニングを積み重ね、60歳を目前とする今なお、己の身一つで“スタイリッシュ”を体現し続ける。 本作において、ヨーロッパの荘厳な教会や歴史的建造物を背にして歩くだけで、映画シーンとして様になるキアヌ・リーヴスは、まさしくイケオジの頂点だろう。
169分というあまりにも長い上映時間の中で、ほぼフルフルで展開されるアクションシーンの連続に対して、観客の多くは高揚感を遥かに通り過ぎて、頭がクラクラしてくるに違いない。 正直なところ映画的に冗長であることは否定できないし、何度も何度も繰り返される殺し屋同士の殺し合いの様は、まともな神経で観続けれることは困難で、ちょっと頭がどうかしていると思える。
だがしかし、もはやその狂気性とカオス感こそが、「ジョン・ウィック」なのだと認めて、呆然としながらこの映画世界を呑み込むしかない。 そう半ば強制的に観客の価値観をも支配してしまう本作と、その主人公及び主演俳優の在り方は、エキサイティングで、やっぱりちょっと異常だ。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2023-09-23 22:14:08) (良:2票) |
6.ネタバレ ジョン・ウィックシリーズがどの作品も面白かったので、最新作は大きなスクリーンで見たいと思っていました。で、今作ですが正直、4作中の中では一番面白く無かった…、はぁ残念。なんか、至って普通のアクション映画になっちゃったかなぁという印象を受けました。アクション量は過去作に比べて大幅に増えたのですが、目を見張るシーンは殆どないんですよね…ケインのシーン以外は。良かった点は、映画後半の上から視点のアクションは目新しくかなり面白かった。また、ドニーイェンの座頭市キャラがかっこよかった。やり過ぎだなぁと思ったのは、まずは防弾スーツ、ここまでやるともうスパイドラマの道具だよね。あと、凱旋門周辺でのガンバトルや、ラストの長い階段でのバトル。敵が自ら死ににいっているんだもん。ジョンが師範の、銃の合気道(塩田剛三)を見ているようでした。全体的には悪くは無かったけど、ジョン・ウィックシリーズだけに期待し過ぎちゃいました。 【はりねずみ】さん [映画館(字幕)] 6点(2023-09-23 19:21:58) |
5.ネタバレ ゲップが出ました。。。 一言言わせてもらえば、エンディング後のおまけ映像はエンディング後ではなく本編のラストで入れるべきだと思う。 ここにモヤモヤした人は多いと思うんで。私はトイレが我慢できずに危うく席を立つところだった。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 6点(2023-09-23 15:56:13) |
4.ネタバレ 生意気だった裁定人のオバちゃんが出なかったのが残念ですが『報い』がテーマなだけに3で指輪と指を奪った首長へのお礼参りは良かったです。冒頭で「いろんな人がいろんな報いを受けるんだろうな」と思わされました。ただ、最終的には首席連合の手の平の中でしたけども。 梅田の電車内はアメリカの地下鉄のようにプラスチックのピカピカの椅子で笑いましたが、真田広之と大阪は普通ならメインになれたなというくらいで前半での退場は残念でしたね。ドニー・イェンは戦闘前に麺をすすってたり愛嬌があり、口も腕も達者でかなり美味しい役回りでしたがちょっと微妙な座頭市だったかな。盲目の達人ならもっと聴覚や嗅覚の鋭さが欲しかった気がします。犬の相棒を連れた殺し屋トラッカーは若く傲慢で冷酷な公爵に忠誠を誓わされますが、狡猾さと能力の高さを見せジョンにビビりだした伯爵を手玉に取るなど良いキャラだった。ジョンが彼を仕留めずピンチな犬を優先するシーンなんかは1から見てる方はグッと来たのではないでしょうか。中ボスみたいな敵も含め全員キャラが立ってましたね。 アクションはもうやり尽くしたんじゃないかってレベルでてんこ盛り。拳銃を使った銃(ガン)・フー、車やバイクの車(カー)・フー、犬と戦う犬(ドッグ)・フー、柔術、柔道など戦術がバリエーション豊富だし、狭い建物内、パーティの雑踏、地下道など多彩なロケーションに応じて見せ方も殺陣も凝っていて楽しめました。カメラワークも良いですがスタントチームは相当な手練ですね。終盤の寺院へ続く階段落ちは『蒲田行進曲』を超えたなと思いましたが一番の見所は凱旋門かな。ただまあ、防弾スーツが強力すぎて接近しての銃乱打から敵仕留める→次の1セット登場!が繰り返されるので飽きもくるかも知れませんね。その飽きが来たんじゃ?ってあたりで、焼夷弾を使ったショットガンで気持ちよくドッカンドッカン撃ちまくり、それを上から俯瞰してワンショットで見せるのは上手い構成だったし、被弾しまくるので脱いだ時に銃弾がバラバラ落ちるのはマメな演出だなと思いましたけど、とにかくアイデア満載なアクションシーンの連続でお腹いっぱいです。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-09-23 14:38:22) |