続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 の アラジン2014 さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ソ行
 > 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
 > アラジン2014さんのレビュー
続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 の アラジン2014 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
製作国,スペイン,西独
上映時間178分
劇場公開日 1967-12-30
ジャンルアクション,戦争もの,ウエスタン
レビュー情報
この映画を端的に表すとするならば、まあやたらと長いということです。最初30分は説明風の流れが延々と続きます。途中も拷問のシーンや砂漠のシーンがやたらと長い。汗臭そうなこめかみのアップが延々と続くし、ラストの三つ巴の決戦もまた長いこと長いこと。音楽が終わってからもさらに長い。もう本当にマカロニウエスタンを一言で表すなら「しつこい」。

ハッキリいってもう少しウマくまとめてくれたら余裕で120分で収まったハズです。しかしこの単調で気だるい雰囲気が正にマカロニウエスタンだともいえますので、難しいところです。何よりクリント・イーストウッド=ジョーとリー・ヴァン・クリーフ=セテンサ、そしてイーライ・ウォラック=テュコの三つ巴の絵が最高すぎて嬉ション出そうな勢いなのです。
随所に豪快なシーンもあって、有無を言わさずテーブルの下からぶっぱなしたり、、風呂桶からぶっぱなしたり、、と、とにかく最高×豪快×かっこイイ×マカロニ=続・夕日のガンマンなのです!


2023/9再鑑賞
ドル箱三部作として4K放送されていたので「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」と、続き物として再鑑賞しました。やはり以前の鑑賞時同様、本作はどうにも間延びしていて時間が長く感じてしまいました。余談ですが、イーライ・ウォラック=テュコが夕陽のガンマンのジャン・マリア・ヴォロンテ=インディオじゃなかったことに驚きました。似てますが別人ですねこれ。

前二作と比べると本作はストーリーが凝り過ぎていて、マカロニのしつこさとは相性が良くありません。南北戦争とかも必要なくて、伝説の黄金と戦争を絡ませた伝説話で十分でした。続けて見るとロケ地が同じだったりして少し安っぽさも感じました。私のとっては前作「夕陽のガンマン」がマカロニウエスタンのベストオブベストでした。
アラジン2014さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-05 14:51:18)
アラジン2014 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-03-21新・座頭市物語8レビュー7.15点
七人の侍8レビュー8.59点
2024-01-19極道の妻たち 三代目姐6レビュー5.33点
2024-01-19極道の妻たちⅡ4レビュー4.00点
2024-01-12コン・エアー7レビュー6.37点
2024-01-12ザ・ロック8レビュー7.83点
2024-01-05Dr.コトー診療所4レビュー4.58点
2024-01-04青天の霹靂7レビュー6.64点
2024-01-047レビュー6.67点
2024-01-04オータム・イン・ニューヨーク5レビュー4.16点
続・夕陽のガンマン/地獄の決斗のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS