パッチ・アダムス の アラジン2014 さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ハ行
 > パッチ・アダムス
 > アラジン2014さんのレビュー
パッチ・アダムス の アラジン2014 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 パッチ・アダムス
製作国
上映時間116分
劇場公開日 1999-03-19
ジャンルドラマ,コメディ,医学もの,伝記もの
レビュー情報
《ネタバレ》 良い映画でしたがあざとさも目立つ作品でした。名作と名高い本作ですが、コレ系で比較したら「レナードの朝」のほうが圧倒的に良かったです。あちらは変な押し付け感もなく、淡々と映画が進んだので観客として色んな解釈や余韻に浸ることができました。対する本作パッチ・アダムスは終盤の演説に見られるように、パッチ氏(ハンター・"パッチ"・アダムス=ロビン・ウィリアム)の主義主張が強すぎて、ほとんど観客に押し付けているようにすら感じました。このシーンを見て思い出したのが日本のゴールデンタイムに放送されている中高生向けの安っぽい連ドラです。

パッチ氏の意見は至極真っ当なのですが、それと同時にウォルコット学部長(ボブ・ガントン)の意見もまた至極真っ当なのです。いくら成績が良くても、学んでいる段階、ましてや人命に関わる大切な学問(仕事)に関しては、長い年月をかけて培ってきた決まり事もそれなりにきちんとした理由があってのことです。話が脱線しますが、この辺はドラマ「ER」などを見ていればよく理解できると思います。キレイごとだけでは済まないのです。
個人的には同室だった同僚ミッチー・ローマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)の主張が最もシックリくるし一般論としても納得だったのではないでしょうか。あと、恋愛事情もカリン(モニカ・ポッター)が相手だと年齢的、ビジュアル的にかなり無理があって、その点も違和感しかありませんでした。

(ロビンウィリアムス×医療×感動もの)という括りだとレナードの朝のほうがシックで大人向けといった感じで、本作からは思ったような感動は得られませんでした。
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-09-05 10:19:17)
アラジン2014 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-03-21新・座頭市物語8レビュー7.15点
七人の侍8レビュー8.59点
2024-01-19極道の妻たち 三代目姐6レビュー5.33点
2024-01-19極道の妻たちⅡ4レビュー4.00点
2024-01-12コン・エアー7レビュー6.37点
2024-01-12ザ・ロック8レビュー7.83点
2024-01-05Dr.コトー診療所4レビュー4.58点
2024-01-04青天の霹靂7レビュー6.64点
2024-01-047レビュー6.67点
2024-01-04オータム・イン・ニューヨーク5レビュー4.16点
パッチ・アダムスのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS