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《ネタバレ》 初めて観たときは、基本フォーマットに過ぎる気がしたし、ドンパチも少ないしでさほどいいと思わなかった
今改めて観てみると、違った心境になっていた。味わうように観ると、とてもいいのである。 西部劇というと、つい派手な銃撃戦を期待してしまうが、そんなものは何発撃とうが何人殺そうが後の世のミニガン使う銃撃戦まで、 同じことの繰り返しなのだ。馬に乗って突っ走るのも、そりゃいいよ。でもすぐに飽きるじゃないか。分量の問題じゃないんだよ 少ないからこそ、一発一発に重みが出るんだ。ましてシェーンは凄腕よ。無駄弾なんか、一発だって撃ちゃしないよ だから泣けるんだな。シェーンのおじさんがかっこよすぎるんだよ。こんなおじさんに頭撫でてもらったら、俺だっていい子になっちゃうよ 今回はおもいきりジョーイの気分になって楽しんでしまった。猜疑的な眼で観続けていたら、この心境にはけして辿り着けなかった。 シェーンは死にはしない、カナダの山奥で世人との交流を絶ってひっそりと暮らすだろう。 戦争でたくさん人を殺して、帰還しても周囲から色眼鏡で見られたアルプスの少女ハイジのアルムおんじの様に。 【うまシネマ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2019-09-06 02:39:09)(良:1票)
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