ダーティファイター(1978) の K&K さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > タ行
 > ダーティファイター(1978)
 > K&Kさんのレビュー
ダーティファイター(1978) の K&K さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ダーティファイター(1978)
製作国
上映時間114分
劇場公開日 1978-12-30
ジャンルアクション,コメディ,シリーズもの
レビュー情報
《ネタバレ》 - Every Which Way But Loose - 歌の歌詞からの引用のようだけど、良く解りません。
無い頭をこねくり回して “(お前にその気になって)束縛を振りほどこうとしてみたけど…” なんて。合ってんのかなぁ?
邦題は解りやすくダーティハリーに乗っかってますね。ストリートファイトを題材にした映画で、ゲームのストⅡが出た時に「あ、ダーティファイターのゲームだ」なんて思ったっけ。

基本アクション俳優のイーストウッド。ダーティハリー3でくすりと笑えるシーンはあったけど、本格的なコメディ映画に挑戦した作品って言えるかな?カントリーソングをバックに、広大なアメリカ大陸をのんびり旅する、ゆる~い展開が心地良い。根底にあるのは、惚れた女を一途に追い掛ける不器用な男の物語で、そのまんまカントリーソングの主人公をイーストウッドが演じてるイメージ。
…あくまで私のイメージだけど、カントリーって失恋とか叶わない恋とかを、カラッと爽やかに歌ってる感じ。似てるけど失恋、片思いをジメッとウジウジ歌ったのが演歌ってイメージ。

ファイロとクライドが本当に仲良く観えて、動物相手にじゃれ合って、しっかり相棒を演じられるイーストウッドって、凄い人だなって改めて感心。
ただこのファイロって人物、人のピーナッツ横取りしたり、素っ気ない女のスープに入れ歯入れたり、売られた喧嘩は必ず買って、むしろ売らなくて良い喧嘩売るくらい。呆れるくらい自分勝手。
追いかけた女との結末は意外。『そう来たかぁ』って。だってソンドラ・ロックなのに。まぁでもカントリーソングの主人公らしい結末かもしれない。
勢いで挑んだ最強の男タンク。最後なぜそうした?タンクの老いに対する同情心?自分が王者になり、追われる立場になることへの面倒臭さ?
“人間の相棒”オーヴィルに、意外な活躍をするエコー。口が達者なママ。どこか憎めない暴走族から警官コンビ。それなりに魅力的な登場人物のお陰で、何とかかんとか後味さっぱり、ほんわかコメディに仕上がっている。
K&Kさん [地上波(吹替)] 6点(2022-10-22 13:54:03)
K&K さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-26男はつらいよ お帰り 寅さん5レビュー6.97点
2024-04-25コーダ あいのうた6レビュー7.36点
2024-04-25PLAN 756レビュー6.75点
2024-04-24男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花<特別篇>3レビュー4.92点
2024-04-24静かな生活5レビュー5.20点
2024-04-24男はつらいよ 寅次郎紅の花7レビュー7.76点
2024-04-10カメラを止めるな!8レビュー7.36点
2024-04-04志乃ちゃんは自分の名前が言えない6レビュー6.50点
2024-04-04男はつらいよ 拝啓車寅次郎様4レビュー5.85点
2024-04-03ゴジラ(1954)8レビュー8.20点
ダーティファイター(1978)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS