ゆれるのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ゆれる

[ユレル]
Sway
2006年【日】 上映時間:119分
平均点:6.78 / 10(Review 148人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-07-08)
ドラマ法廷もの
新規登録(2006-06-22)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2018-03-17)【イニシャルK】さん
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監督西川美和
キャストオダギリジョー(男優)早川猛
香川照之(男優)早川稔
伊武雅刀(男優)早川勇
新井浩文(男優)岡島洋平
真木よう子(女優)川端智恵子
蟹江敬三(男優)早川修
木村祐一(男優)丸尾明人検察官
ピエール瀧(男優)船木警部補
田口トモロヲ(男優)裁判官
田山涼成(男優)
河原さぶ(男優)
キタキマユ(女優)
原作西川美和(原案)
脚本西川美和
撮影高瀬比呂志
製作川城和実
バンダイビジュアル(「ゆれる」製作委員会)
テレビマンユニオン(「ゆれる」製作委員会)
企画是枝裕和
配給シネカノン
美術三ツ松けいこ
編集宮島竜治
録音白取貢
あらすじ
東京に事務所を持つフリーランスの写真家、タケル(弟)。田舎で家業のガススタンドを継ぐミノル(兄)。接点のない二人が実家の法事で久々に出会った。早々に帰ろうとするタケルを、ミノルは「明日、峡谷までピクニックに行こうよ」と引き留める。サッサと帰りたいタケルだったが、GSで働く幼馴染みの智恵子の姿が目に飛び込んで来た時、運命の歯車が回り始める。ほんの小さな揺らぎは、皮肉の神の手でやがて骨肉の確執へと…。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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148.シナリオはインパクトが無く、パッとしませんが、オダギリと香川の名演が光る作品。香川さんはこーゆーちょっと変人の役柄は見事ですね。最後のシーンはゾッとしました。
SUPISUTAさん [DVD(邦画)] 6点(2017-07-19 16:30:56)
147.《ネタバレ》 ミもフタもない言い方ですが本作品は「イケメン、世渡り上手、口説き上手な性悪男(猛)」と「そんな男になぜか惚れてしまう尻軽女(智恵子)」と「頭の良い、人の善い、しかしモテないスネ男(稔)」が繰り広げる超あり得ない物語です。私は還暦を過ぎた一初老男性ですが若かりし頃こういう3タイプの男女は周りに見かけました。でも時が経ってみれば性悪男は家業を継ぎ堅実な経営者になったり、尻軽女もちゃっかり平凡なサラリーマンと結婚し良妻賢母になったり、スネ男も意外に不釣り合いな美女を射とめたり、が現実です(実例です)。この映画は性悪男とスネ男が兄弟、そのスネ男の営む地方のGS社員が尻軽女、その尻軽女と昔恋仲だった性悪男が都会から戻って来たのですから何か起こらないほうが不思議です。案の定GSで仲良く話す稔と智恵子をチラ見した猛のスイッチが入り早速その夜智恵子と関係します。稔もその辺のカンは鋭く猛に探りを入れるヒッカケ質問。そして稔はなぜか猛と智恵子を渓谷に誘う強引な展開。で、いくらだらしない下半身とはいえ「クソしてくる」と猛は川向うへ。そして猛を追って行く智恵子と稔がよりによって吊り橋の上でもつれ合い哀れ智恵子は谷底へ・・・」。(このシーン智恵子は迫ってくる稔を嫌悪感丸出しで拒みますが尻軽女というのはこういう場合「あ、ありがと」とか言って稔の手を借りるもんです) さてそこから裁判沙汰になり兄弟の証言から事件か事故か「ゆれる」の真骨頂が展開されるのですが縷々書いた通りそもそもの状況設定にほとんどリアリティが無いので白けるばかりです。猛が幼いころの8ミリを観て稔が高所恐怖症だったことを知る(?)とかラストシーンで稔が出所後バスに乗る(?)とか観る者の心もゆれる、なんてドーでも良くなります。多くの映画賞を受賞された名作を茶化すようなコメントを長々書きましたがこんなひねくれた見方をする者もいるということはご理解ください。オダギリさん、香川さん、真木さんの演技は非の打ちどころなく3点です。
yoroshikuさん [ビデオ(邦画)] 3点(2015-11-05 15:05:49)
146.《ネタバレ》 ブラックコメディ「蛇イチゴ」のにおける素晴らしい馬鹿馬鹿しさと比べると、この映画は狙い済ましたかのように「ゆれる」映画である。
カメラそのものまで大袈裟に「ゆれる」。複数の人間の視点で観客の心も「ゆれる」。何が真実で何が嘘なのか。あるいわ・・・。
超極端に言えば、西川美和は観客を「騙まし討ち」にする事を予告している。その騙まし討ちを楽しめるか楽しめないか。
俺はその騙まし討ちを楽しんでしまった者として、この映画の感想を書いていきたいと思う。

細部のこだわり(照明や心理描写など)に思わず眼がいってしまう。
台所の流しに注がれる水、酒の一滴、ビールを注ぐ、ペットボトルの水、ホース、シャワーの、吊り橋の下の激流の“音”。
猛は女と接吻をして家を出て行くが、彼女もまた猛のフレームに映される“仕事仲間”の一人に過ぎない。

年代物の車を走らせて寄るガソリンスタンド。そこで出会った女と意味あり気に視線を交え、サイドミラーに写される女の表情を確認して男は去っていく。そこで観客は二人の関係を何となく察する。

葬式に普段どおりの格好で現れ、父親は詰り、猛もまた父親を詰る。それを止める兄の稔。稔はいつも耐えて耐えて耐えている。家族のために。

猛と女は再会してすぐに性交できるほどの“仲”。
ベッドで弟が情事を楽しむ間、兄は黙々とトラックにオイルを注ぐ。まるで弟あるいわ女に嫉妬するようにその場面を挿入してくる。トラックが微妙に上下している様子も気になる。

男が去った後、独りで男の煙草の匂いを嗅ぐ。残されたトマトが暗示する食事を食べたか食べなかったのか、そして二人の関係。

渓谷へのピクニック気分。
バックミラーに光る男女の顔。嫉妬、本音。
普段はヘコヘコ、その鬱憤を大自然で開放する稔。あるいわフリをしているのか。


渓谷にかかる吊り橋の上。その上にいるだけでサスペンスは起きる。閉鎖的空間の息詰まる雰囲気。ボロボロの橋、激流、幼い子供のように服を掴む挙動、怒声。

目撃者は独りだけ。しかもファインダーでなく肉眼だけ。その男の視点すら直後には明かされない。ただ橋の上に残った者に対する対応だけが描かれる。真実を語るのは手の傷だけ。
写真家は見ていたにも関わらずだんまりを決め込もうとする。
静かに励ます男、流れてくる靴、庇い過ぎる者への疑念、シャワーで亡き者を思い出し、汗と涙を洗い流す。封筒の報酬は前払い。

死に追いやった疑いのある人間を憎むどころか、むしろ殺されるような人だったの?という疑問つぶやいてしまうような母親。
弁護人同士の舌戦も、二人にはどうでもいい事なのだろう。
スーツの正装は初めて自分を出すために。

過去を物語るのは8mmフィルムだけ、それを見て今まで冷淡だった者が、過剰なまでに感情を揺さぶられて泣くのである。ここまできて観客の心を揺さぶるのか!
後悔し、全力で車を走らせる者の表情の出る“本音”、それに笑顔で応える者の表情は本音だったのか、それとも・・・。最後の最後まで謎を残す。そこに俺は惹かれる。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2015-06-08 19:26:19)
145.弟ひどい。あきずにはみれた。舌出して。
すたーちゃいるどさん [DVD(邦画)] 6点(2015-04-05 17:37:45)
144.《ネタバレ》  huluにて視聴。
 兄役の香川さんが何であんなしゃべり方を選んだのかわかりませんが、あのしゃべり方は典型的な発達障害の人のしゃべり方なので、最初は「ああ、この映画はレインマン的なあれだな…」と思いました。
 そして、巨乳かつその道では強烈なS性を発揮していることでお馴染みの真木さんに、M性の権化の事務員服で巨乳を閉じ込めさせることで否が応でもエロスを感じさせて、「東京に帰る前に一発やっておくか!」と弟が考えてもしょうがないでしょ、と視聴者に納得させる演出力は流石なのでしょうか。
 この映画は本当に吊り橋のように心境が揺れ続けます。そして、そこには数多くの対比があります。兄と弟、伯父と父、都会と田舎、モテと非モテ。視聴者はその何処かに身の置き場を探そうとしますが、演出によって足場をぐらつかせられるのです。
 私には、母親を継父に取られ、よりを戻せないかとカマをかけた元カレにあっさり捨てられ、最後にしがみつこうとした足場が田舎という監獄に閉じ込められた象徴のような非モテ男だった真木さんは、爪で引っ掻いて自分で命を断ったように受け取りました。
 様々な受け取り方のできる奥深い映画でした。

 それでも減点ポイントがありまして、それは香川さんの非モテ男の描き方が全然ダメなところです。監督は間違いなくモテ側の男しか知らない人間でしょう。
 特に、あの部屋。あの部屋にヲタ臭が全くない。非モテ男には仮に金がないとしても時間は腐るほどあるんです。母親生きてた時は家事してなかったくせに、オマエの部屋にはラジカセしかねーぞ。いや、もしかしたら「僕はレガシーデバイスにこだわってるんです。」ってタイプだったのかしら。カセットテープはメタルしか使いません系か?いかにもAIWAのラジカセっぽかったがなぁ。
 ということで、あの部屋にヘッドフォンアンプに繋がれたゼンハイザーのヘッドフォンがかかった自作パソコンがおいてあり、アイマスのポスターが貼ってあったり、カラーボックスの上に墨入れされたガンプラが飾ってあったり、寝間着がヴァンフォーレ甲府のユニフォームであったり、本棚にこち亀が全巻置いてあったりしたらもう少し点が上でした。
 おそらく最後の笑顔は、刑務所での7年間を思い出して、「ホモ以外は帰ってくれないか」という思いが巡っているのだと思うことにします。
シン*トーさん [インターネット(字幕)] 7点(2015-01-17 14:35:16)
143.《ネタバレ》 この兄弟は、それまで一度も本音をぶつけ合った兄弟喧嘩をしたことがなかったのでしょうか?
裁判をきっかけに相手の本音というか本性を知る、主に弟が自分の知らなかった兄の一面を知る、その心理が丁寧に描かれていました。
でも、後味悪くて好きになれない作品です。

とはいえ、香川さんの演技が素晴らしいです。
気弱な微笑み、薄い笑い、最後のバス停での笑顔も、見る側の判断でどうにでもとれるような曖昧な笑みを浮かべられる。凄いです。

タケルが偽証したのか本当のことを言ったのか、真実は曖昧なままです。
でも、ミノルがそれまでの人生をリセットして自由を得て、これからの人生を歩む為に必要だったと思えば少しは気が楽になります。7年は長いですが。

私は、当然バスに乗ったと思います。
nanapinoさん [DVD(邦画)] 5点(2014-12-27 22:30:34)
142.《ネタバレ》 兄弟の絆や確執以前に、智恵子の死を悲しむ者がいなくみえた事がすごく恐ろしい。家族ぐるみで付き合ってたうら若き乙女が一人急死したっていうのに、しかもタケルからしたら昨日抱き合い、その肌の温もりさえ残っている女。稔からすれば、ずっと思いを寄せていた女。智恵子の母親の冷め加減に至ってはもう論外だ。人一人の死を軽く扱ってたようにも見えなくなかった  殺人か事故死かって事より もっと悲しみがあってよいはずだったとか思ってしまう そのあたりがどうにも不自然だった。振り返ってみれば、例の吊り橋からの落下直後にしても彼らは救助に向かう姿勢など一個もなかったし。だから、繰り返して言ってみますが、タケルにしても稔にしても幼馴染みの彼女に対して愛情とか心配が無さ過ぎて ろくでもない兄弟に思えてしまった そんな成り行きからして兄弟愛など第三者からみて虚しい限りであった。だからと言ってコレ酷評したいのか と言えばそんな気さらさら無い。深く入り込める話だった だから、好きなのか嫌いなのかって そうね だから心はゆれる。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-12-25 00:06:41)(良:1票)
141.兄弟が最高の演技を魅せている。脚本も秀逸。
日本映画はこういった作品で海外と勝負するしかないと改めて感じました。
Junkerさん [DVD(邦画)] 8点(2014-11-01 16:11:06)
140.いい映画だと思ったけど
そこまで入り込めなかった。
miumichimiaさん [DVD(邦画)] 4点(2014-09-17 00:46:38)
139.《ネタバレ》 いつかはレビューを書かなきゃ、と思いつつ、
なかなかカタチにならないだろうなと敬遠してきた傑作です。
決してスカッとした内容ではありませんが、描こうとするテーマがヒシヒシと伝わってきて、考えさせられて、、、なかなかこうは撮れないんではないでしょうか。
監督、演者共に高いレベルで観る者に迫ってきます。
ミステリアスなストーリーでエンタテインメント性もありますが、そんなのホンの味付けにしかならないほど、充実したものがありました。
男兄弟とゆー、なかなかデリケートなところを映像としてここまで昇華した手腕はチト怖いぐらいですね。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-08-29 00:08:53)
138.《ネタバレ》 映画の冒頭の法事シーンの中で、襟足(髪)を自分でカットした後が
見える場面が印象的。

香川照之さんはもともとすごい俳優さんなんだろうけど。自分の中
では「頭の良い、意地悪い役」の人ぐらいの認識でした。
この映画を見た後、私にとって存在感のある俳優さんになりました。
考えてみれば、ほかの映画やドラマを見ると、そこらじゅうに香川
さんだらけ!どんだけの作品にでてらっしゃるのでしょうか。

香川菌パンデミック状態!
たかしろさん [DVD(邦画)] 6点(2014-04-11 16:37:05)
137.西川美和監督の代表作という事で今更ながら観賞。ある種独特の飄々としたローファイ感漂うタッチで綴られてはいるが、この女流監督が突き付けてくる提起はいつもながら舌を巻く程に鋭い。対照的な生き方をする主人公兄弟を通じて見えてくるもの。都会と田舎。モテと非モテ。優越感と劣等感。そして、抑圧と解放。一億総中流社会と言われる中でぼんやりとだが確かに存在している「格差」と、無配慮と誤解の積み重ねで瓦解へと至ってしまう「人間関係(血縁関係)の危うさ」。兄弟の葛藤はやがて観る側の感情をも巻き込んで不安定な吊り橋の様に“ゆれる”。最終的な結論を受け取り手に委ねる作風が賛否両論を呼んでしまう事も多いが、控え目ながらも確実に物事の核心を射抜いてくる彼女のスタンスが私は好きである。
オルタナ野郎さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-01-08 20:13:13)(良:1票)
136.《ネタバレ》 橋もゆれる、心もゆれる、兄弟の関係もゆれて画面までゆれる・・・。
西川監督の作品を観たのはこの作品が初めてで、その後、「ディア・ドクター」「夢売るふたり」も観ましたが、人の心理の揺れる様を描かせたら、日本で西川監督の右に出る人はいないんじゃないでしょうか? そしてこの脚本をさらに輝かせたのが役者たちの演技力。特に主役の二人は、もう「すごい!」という言葉しか出てこないほどの名演でしたね。

不自然な点は多々あります。橋の上での、智恵子の稔に対する態度。猛のことで気持ちがイライラしていたとしても、30歳前の大人があのキレ方はないですよね。また、昨夜寝た幼なじみが死んたというのに、あの猛の冷めた落ち着き、なのに間違った記憶で兄を有罪にしてしまうなど、普通のドラマだとありえないこと。でも現実の世界では、そういう不自然がいくつも重なって成り立っています。多くの人が思う「普通はこうだよね」通りの描き方は、2時間ドラマにおまかせしましょう。

ひさしぶりに観返して、この作品に対する評価はさらにアップしました。脚本は一切の無駄がなく、「これ以上はない」というくらいの見事な映像表現など、そのレベルの高さは、他の映画作品とは次元が違うように思えました。おそらく、数十年後でも、その評価は変わらないのではないでしょうか。
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-01-04 22:25:29)
135.《ネタバレ》 オダギリジョーは実生活じゃないかというくらいはまっていました。
特筆すべきは兄役の香川さん。
密かに想いを寄せていた女性に圧倒的に拒絶されるなんて空しくてやってられないと思います。
ましてそんなこと誰にも知られたくないのに検察官にまくしたてられるなんて・・・ 
惨めだ。惨めすぎる。ある意味刑務所入っている以上の酷い仕打ちだ。
こんな内面を見事に演じていたと思います。
兄弟2人が対峙する無言の緊張感も半端なかったです。
とにかく人(男)の心にズケズケと入り込んでくる容赦ない作品でした。
真相はどうなんだ?という引っ張り方もうまかったと思います。
残念なのは検察官。どうしてもお笑いに見えてしまって・・・。
演技派のキャストで固めていただけにちょっと余計だったように思います。
牛若丸さん [DVD(邦画)] 8点(2013-12-23 17:56:33)(良:1票)
134.○香川さんの卑屈な演技がたまりません。私自身、お兄さんの方に境遇が近いのでコンプレックスを抉られる思いでした。想い人と出会った日のうちに寝てしまうような弟と比べられたら、そりゃきついです。○弟が事件時に撮影していた写真が核心に触れるアイテムと予想したのですが、違いました。○最後のバスは・・・お兄さんは乗ったんじゃないかと思います。
次郎丸三郎さん [DVD(邦画)] 7点(2013-10-19 10:52:21)
133.《ネタバレ》 ○間の取り方が非常に心地よい映画だった。会話と会話の間や、映像で見せる場面など非常に凝った作りだと感じた。○内容については良くも悪くも色々分析してみたくなる内容。○そして、特に香川照之の存在感が尋常じゃなかった。一方で木村祐一は浮いていた。
TOSHIさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-10-14 21:34:51)
132.法事ってのは、つまり「身内」の全員集合なんだな。その濃密さ、鬱陶しさ。弁護士までおじさんなんだ。娘が不意に「触らないでよ」と振り返るあたりの緊迫感をあとにも欲しかったが、やや尻すぼみの印象。この映画はつまり顔見知りだけで暮らしてることのたまらなさの話だったと思うんだが、香川照之の意味不明な笑いがやはり絶品でした。彼は歌舞伎の顔見知りだけで作っているような閉鎖社会にこのあと入っていったんだが、狂気にまで近づく彼を見てると心配になる。「兄弟」ってのは「身内」でいて、そこから逃亡する通路でもあるのか、それとも最も強大な身内なのだろうか。
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 6点(2013-10-10 08:44:56)
131.《ネタバレ》 画としてはとても見応えがあり楽しめました。ですが、脚本が少し変だと感じました。その変加減が必要以上にこの映画の謎を深めてしまっている、分かりにくくしてしまっていると感じます。
例えば、兄が洗濯物を畳みながら智恵子との関係を詮索していたシーン。兄は弟と智恵子が関係を持ったことに気づいていると、弟が思った描写に見えました。それ以前に兄と智恵子の関係を疑ってるようなカットもありましたし、「風呂はいらないか。」なんてセリフは明らかに「智恵子の家で入ってきたんだろ?」って言われてるようなもの。唐突に酒の話を持ち出したのも鎌をかけてるのが見え見え。それに対する弟の反応や意味有り気なクローズアップは「ヤバい、兄に感付かれてるかも」という心理描写にしか見えません。
終盤になり父の智恵子は酒に弱いというセリフで、兄が気づいてたことを知ったらしいですが、私としては、弟は既に分かってるもんだと思ってず~っとストーリーを追って来てるわけですから、その時点で無駄な再検証が強いられるわけです。これは解釈の幅や謎が明かされたなんてものじゃなく、無駄な誤解が原因です。誤解させる意図なんて無かったはず。誤解する方が悪いなんて到底思えない。
鑑賞中に一から心理の解釈をリセットして考え直さなければならないなんて変な映画です。リセットしなければ、終盤の弟の証言の解釈にズレが出てしまいます。これはさまざまな解釈ができるなんてものじゃありません。
また、序盤に兄は高所恐怖症だと明らかにしており、当然弟もそれを知ってるものだと思ってず~っと観てたわけですが、実際は過去のビデオテープを観て思い出したらしい。だったら鑑賞者にも弟と同じタイミングで高所恐怖症の事実を示してほしかった。弟と同じ心情で物語を追うことができてなかったことがここでも明らかになり、更なる無駄な再検証を強いられたわけです。
他にも変だと感じるカットがありましたが終わります。
エウロパさん [DVD(邦画)] 7点(2013-08-16 18:22:22)
130.《ネタバレ》 あのとき、衝動的ではあったが殺意を持って突き倒していたのだと思う。そう思わないと、オダギリの豹変と最後の笑顔が咀嚼できないんだ。しかし、観客はもちろん、作中人物や制作者すらもそうではなかったような気にさせるほど、あまりにも香川照之の演技がすさまじかった。そして奇跡のように本作が生まれたんだと思う。香川照之の傑作。【追記】でも、ナイツの塙にそっくり。
なたねさん [DVD(邦画)] 10点(2013-05-04 09:51:36)
129.作品の観客にむけて、解明されていない不明点は置いておいて(というか、本作においては、観客に見せていない部分に、全くもって、好奇心と魅力を感じなかったので、わたしにてってはラストがどうなろうが、白か黒か、どうでもいいんですけど。)、わたしは非常に、”兄”の”痴”恥”を痛いほど、逃げ出したくなる程、感じた。
それは、自分の性格がまさしく”兄側”であって、”弟側”のすべての要素を”羨む!””憧れる!”絵に書いたような対照的な男二人。持つものと持たざるもの。できるものとできないもの。最終的に、あたりまえのように、気付くのが、兄のどうしようもない性格の悪さ(?)だ。百歩ゆずって、男なんて女を持てれば、(不特定多数ならなお良い)何もいらないのだ。いや、いや、言い換えるなら、自分の性格と生活に、心底、満足、納得していれば、この作品の兄のように、自分自身を恥ずかしめないで済むのだ!兄はバカだ。全く好きなことをしていない。できない。持て余している。何か外圧でもなければ、死ぬまで変わらないであろう。この作品では、外圧が加わり、”兄の痴”が爆発してしまった。(でも見方を変えれば、オスがメスから強烈な猫パンチくらっただけのはなし。)わたしは本当に皮膚が痛い。恥ずかしい。、、、、、。この作品で、それ意外のことが、なにか描かれていたのか??名作です。わたしが観たまんま、感じたまんま、が正し(?)ければ、香川の演技はすばらしい。オダギリは、うーん。よくわからん。あと、、、、、、ひとつ思う、、、、。どっか、ゆらいでいたか??
男ザンパノさん [映画館(邦画)] 7点(2013-04-10 23:37:42)
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【点数情報】

Review人数 148人
平均点数 6.78点
000.00%
110.68%
200.00%
332.03%
496.08%
51711.49%
63221.62%
73624.32%
82617.57%
92013.51%
1042.70%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.47点 Review17人
2 ストーリー評価 6.45点 Review22人
3 鑑賞後の後味 5.63点 Review19人
4 音楽評価 6.35点 Review14人
5 感泣評価 5.41点 Review17人
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