1. <ネタバレ>カメラワークとポスプロがそれまでに比べてモダンに美麗になって .. >(続きを読む)
1. <ネタバレ>カメラワークとポスプロがそれまでに比べてモダンに美麗になっている。良し悪しはおいといて。
相変わらずノーガードの殴り合いで試合がまともに見れない…。
リトルマリー家族との関係性の持ち方、息子、失職、ボクサーとしての復活、この作品を通して描きたかったことはなんなのだろう?
退役ボクサーの日常と、その周辺で生きる人々の悲喜交々が描かれている。
大きく大胆な成功譚はもう生まれない。
たた、老いてなおチャレンジすることは美しいと、そう言いたかったのだろうか。
たとえ勝つことができなくても。
一度栄光を掴んだとて人生は続いていく。老いと共に。
全員を幸せにはできない。それでも手は尽くす。可能な限り助け合う。
今作は一見、ボクシングと勝利を底に敷いた作品かと思いきや、むしろそんなものは連作上の縛りから最低限添え付けただけのサイドストーリーで、
1948年のイタリア映画『自転車泥棒』のように、勝利から切り離された人生においても、前を向いて歩いていく人々の姿が描かれているのかもしれない (言い過ぎ)。
2. <ネタバレ>話はいい。
でもあと10年早かったらもっと良かった。
さ .. >(続きを読む)
2. <ネタバレ>話はいい。
でもあと10年早かったらもっと良かった。
さすがに60歳でプロのチャンピオンと戦って善戦するのは無理がある。
あとスタローンの筋肉が1の時のシュッとした体形じゃなく
筋肉ダルマみたいなボクサーっぽくない感じなのも印象悪い。
ただポーリーがすごくいいキャラしてる。
空気読まずに悪態ばかり付いてるけど悪い奴じゃない。
こいつのためだけに+2点した。
3. <ネタバレ>60歳の中年男が無敵の現役世界チャンピオンと互角に戦う設定が .. >(続きを読む)
3. <ネタバレ>60歳の中年男が無敵の現役世界チャンピオンと互角に戦う設定が少し興ざめでした。
全てがベタですがロッキーファンなら満足の1本でしょう。
子供たちが階段の上でガッツポーズをするエンドロールが一番感動的でした。
4. <ネタバレ>スターローンよ、君の映画人としての才能は、ライバルのシュワよ .. >(続きを読む)
4. <ネタバレ>スターローンよ、君の映画人としての才能は、ライバルのシュワよりも優れていただろう。コメディを除いては・・・(プッ
5. <ネタバレ>時を経て戦うロッキーが帰ってきた。5より劣るもんならやれませ .. >(続きを読む)
5. <ネタバレ>時を経て戦うロッキーが帰ってきた。5より劣るもんならやれませんよ。
そんな覚悟が滲んでいた。
エイドリアンが病死した設定なもんだから
てっきりタリア出演難しかったか~と思いきや
やる気満々だったそうじゃないか。
スタローンそこまでこだわったか…。
総評として亡き妻エイドリアン、成人になった息子、歳を取っても不屈の闘志。難しい設定をうまくまとめてました。汚名返上できて何より。
6. <ネタバレ>“5”で散々な評価だったロッキーシリーズだけども、6作目に当 .. >(続きを読む)[良:1票]
6. <ネタバレ>“5”で散々な評価だったロッキーシリーズだけども、6作目に当たるこの“ファイナル”は良い。とてもとても良いです。何故って、ロッキー・バルボアがそこにいるからです。いつぞやの、全然そぐわない豪邸住まいなどではなく、古アパートの一室にやもめ暮らしのロッキー。昔なじみを無理やり思い出巡りに付き合わせ、経営するレストランでは客のリクエストに応えて何度でも同じ話をし、かつての知人の苦境にお節介を焼く。この朴訥さ、垢抜け無さ、ああかつてのロッキーその人だ。もちろん年月は過ぎていて、エイドリアンもミッキーももういないし、息子もナサケ無く育ってしまった。だけど、ここにきて、この年齢になって、欠けたピースを埋めなおすべくザ・ロッキー・ストーリーが幕を開けるのです。
息子の年ほどの現チャンピオンに勝ってはさすがに鼻白むし、かといってロッキーがダウンする姿など世界の誰も望んでいない。ここらの、客の期待のほどを巧くさじ加減した脚本はなかなかです。観終わってのこの胸の熱さは一作目にも劣らず、何枚もティッシュを浪費しながらワタシはふるふると感動したのでありました。[良:1票]
7. <ネタバレ>息子にガチで説教するシーンが好きです。意外と面白かった。なん .. >(続きを読む)
7. <ネタバレ>息子にガチで説教するシーンが好きです。意外と面白かった。なんだかんだいってロッキーが好き。燃えた。
8. 物語は予定調和的なものだが、映画の中のセリフがなかなか良い。 .. >(続きを読む)
8. 物語は予定調和的なものだが、映画の中のセリフがなかなか良い。
ロッキーシリーズは最後の試合が最も盛り上がる見せ場ではあるが、この作品においてはそこの至る過程での発言とかが身に染みる。意外だが悪くない出来だ。
9. マンネリ化した映画を綺麗に作り直す。
ランボーもそうだった .. >(続きを読む)
9. マンネリ化した映画を綺麗に作り直す。
ランボーもそうだったが、実はスタローンは監督としての才能の方が、俳優としてよりあるのではないかと思ってしまう。
10. <ネタバレ>ロッキーシリーズ、全部鑑賞!この最後の作品と、1作目は何度も .. >(続きを読む)
10. <ネタバレ>ロッキーシリーズ、全部鑑賞!この最後の作品と、1作目は何度も観ることになりそうなので、この得点。本作は、50代を超えた自分にとって、腹に来るセリフがいっぱいあった。まさに人生こそ、強烈なパンチを繰り出してくる。倒れるわけいかない!ありがとう!ロッキーバルボア!ありがとう!シルベスタースタローン!!
11. ロッキーから私たちへ最後のメッセージ。金言の数々、貧しくも美 .. >(続きを読む)
11. ロッキーから私たちへ最後のメッセージ。金言の数々、貧しくも美しい冬の街並み。ラストファイトには思わず目頭が熱くなってしまいました。
お墓の前で佇むシーンがお気に入りです。
12. <ネタバレ>「過去は存在しない」にも関わらず過去に生きてしまう老年の悲哀 .. >(続きを読む)[良:1票]
12. <ネタバレ>「過去は存在しない」にも関わらず過去に生きてしまう老年の悲哀、そして焦り。生きる時間が長ければ懐かしい思い出や別れは自分を縛る事もある。「老いとは他者の侵入である」らしいですが、本作ではそれを”野獣”と表現しています。これがキーワード。肉体は衰えているのに気持ちは衰えない。その乖離と苦しみ、老いていく事の焦り。スタローンにとっては、ロッキーこそが野獣であり、その決別をしたかったのでしょう。30年ロッキーを演じてきた60歳のスタローンだからこそ書ける脚本です。一歩間違えると暴走老人なんですが、これは暴走を止め、内なる野獣に決着をつけるための戦い。要するに「皆年をとる、過去に縛られず、年相応に今を生きよ」という還暦ロッキー(スタローン)による諦観のメッセージであり、そこには悲哀と諦めがあります。が、過去や野獣と決別するためのリングファイトはやはり感動的でもあり老人として生きる再出発への希望もある。30年の大河ドラマの終結。非常に素晴らしいエンディングです。決して、「挑戦を忘れるな」という団塊世代向けの応援メッセージではありません。が、勘違いする人も多いだろうし、罪な作品だとは思います。難点は息子がいい子ちゃんだったので父子の確執と和解の盛り上がりに欠けるところ。他の母息子とのややダレる絡みを入れるぐらいなら、もうちょっと実父子の関係を詳しく描いてもよかったような。60歳になったらもう1度見たいと思います。[良:1票]
13. <ネタバレ>ロッキーシリーズは、激しいファイトシーンがあるが、あくまでメ .. >(続きを読む)[良:1票]
13. <ネタバレ>ロッキーシリーズは、激しいファイトシーンがあるが、あくまでメインはとても優れた人間ドラマ。本作で私が心打たれたのは、エイドリアンで始まり、エイドリアンで終わらせた構成。地下試合から、タイトルマッチ、消えかけた闘争心を蘇らせた試合、友の為に超人的な強敵との死闘・・こんなに強いロッキーでも、エイドリアンが亡くなった今、途方に暮れながら空虚の中を生きている。心の拠り所は墓の中に眠るエイドリアン。そして再び立ちあがり人々を熱狂の渦に巻き込むような魂が燃える試合を行う事が出来た。その事に感謝し「君がいてくれたおかげだ、やったよエイドリアン」と墓前に報告。
思い起こせば、シリーズ通してロッキーは決して完璧に強い人間ではなかった。どちらかといえば弱い人間だったのかもしれない。悩み立ち止まり戦いをやめようとした事もあった。そんな時、いつも傍で励まし、再び戦うきっかけをくれたのはエイドリアンでした。
本作では一作目から変わらぬエイドリアンへの純粋な愛を作品の軸として描きたかったんだろうなと思った。
エイドリアン役タリア・シャイアの本作出演に関するエピソード記事を読みましたが、実際に出演させず、エイドリアンを想い出の中の姿だけに止めた事も結果的に良かったと思います。タリア・シャイア本人も出来上がった本作を見て納得したとの事。
シリーズ最高の人間ドラマでした。[良:1票]
14. <ネタバレ>ロッキーは常に戦い続けた。
アメリカン・ニューシネマの暗い .. >(続きを読む)
14. <ネタバレ>ロッキーは常に戦い続けた。
アメリカン・ニューシネマの暗い影を殴り飛ばし、どんな強敵とも殴り合った。
だがそんなロッキーの闘志は消えようとしていた。
亡き妻、息子との距離、年齢・・・だが肉体は悲鳴と同時にボクシングを求める。
肉体に鞭打ち己を奮い立たせるロッキー・バルボア。
復活か敗北、生か死か。
相手は今盛りを迎えているルーキー。
ロッキーがチャンピオンに挑んだ時とダブるような存在だが、違うのはロッキーはどん底から成り上がったといい事だ。
挫折の連続、地獄からの脱出・・・歳は取っても初心は忘れない・・・それがロッキーの強さだ。
ガチで殴り合う凄まじい試合の場面。
肉体的に限界のロッキー、何度もダウンする。
が、何度でも立ち上がる。
ボロボロになる体、研ぎ澄まされる闘志。
相手の大型ルーキーも顔つきが変わってくる。
壮烈な試合、大いなるラスト・・・ロッキーは生き返った。
少なくとも、彼の心に悲しみはもう無い。
ロッキーは今日も戦い続ける・・・ありがとうスタローン。
16. 1作目から30年も経っているのでリアリティーを求める映画では .. >(続きを読む)
16. 1作目から30年も経っているのでリアリティーを求める映画ではないと思ってみました。なかなか感動的でした。
17. 大好きな1や2、そして不純な動機で偏愛している4に比べるとや .. >(続きを読む)
17. 大好きな1や2、そして不純な動機で偏愛している4に比べるとやはり評価は落ち、何度も見返しませんが、ロッキー好きとしては素通りは出来ない作品。前作で終わらなくてちゃんと締めてくれてロッキーファンとしては嬉しかった。
19. <ネタバレ>素直に楽しまなきゃ損だよ!ケチをつけるのは、続編が制作された .. >(続きを読む)
19. <ネタバレ>素直に楽しまなきゃ損だよ!ケチをつけるのは、続編が制作されたときにしよう^^
20. <ネタバレ>スポ根ものというより、もはや「スーパーマン」「スパイダーマン .. >(続きを読む)
20. <ネタバレ>スポ根ものというより、もはや「スーパーマン」「スパイダーマン」の領域かと。「ファイナル」と銘打っているのは邦題だけなので、次回作は「ロッキーマン」って感じですかね。60~70歳の爺さんになってなお、現役チャンピオンに挑みそうで怖い。もっとも、ボクシングだから絵になるのも事実でしょう。仮に野球に置き換えるなら、原辰徳が現役復帰し、オールスター戦でダルビッシュとガチンコ勝負をして、意外にファウルで粘った挙げ句に三振するようなもの。想像するだけでショボいですね。