1. <ネタバレ>これが映画史上最高傑作だなんて過大評価もいいところですし、こ .. >(続きを読む)
1. <ネタバレ>これが映画史上最高傑作だなんて過大評価もいいところですし、こんな展開リアリティがないじゃないか、結局勝ち組のエリート銀行員が刑務所の負け組の中で上手くやったってだけじゃないか、と正直いろいろ文句も言いたくなります。一番の欠点は劇中での時間経過がほとんど感じられないところですね。とてもじゃないですが20年間ものスパンの物語には見えません。それでも細かい瑕瑾を無視してでも突っ切る終盤のカタルシスは確かに他の映画ではなかなか味わえないものだと思います。たぶんそれはアンディとレッドのみが救われるというだけでなく報われることのなかった他の囚人たちの分の人生をアンディとレッドが代わりに背負うような作りになっているからですね。初めは個々のエピソードがバラバラにしか思えなかったのに、それらが全部クライマックスで回収されていくところが気持ちいいんですよね。まあそれでも所詮内容は勧善懲悪でしかないのでそれほど深みはないのですが、エンターテインメントとしては上出来でしょう。冒頭の刑務所の空撮はおっと思いました、この頃は普通のドラマ映画にCGが使われることもないから全部本物を撮影してるんだなあという感動もあります。
2. 何度目かの鑑賞。何度観ても感動する。マイベスト映画。[良:1票]
3. 期待値が大きかったせいか、評判ほどではなかった。
長いのが .. >(続きを読む)
3. 期待値が大きかったせいか、評判ほどではなかった。
長いのが気になった。最後の方はもっとカットしてほしい。
4. <ネタバレ>刑務所の話だけどものすごく爽やかな映画だった。三時間という長 .. >(続きを読む)
4. <ネタバレ>刑務所の話だけどものすごく爽やかな映画だった。三時間という長さも感じない。
何だろう、綺麗な空が記憶に残っている。刑務所の映画なのに爽やかな印象が強く、暗さがない。
5. <ネタバレ>~The Shawshank Redemption~『ショー .. >(続きを読む)[良:1票]
5. <ネタバレ>~The Shawshank Redemption~『ショーシャンク(刑務所)の債務返済』で良いだろう。銀行員のアンディはショーシャンクでやるだけのことをやったんだから。
ジメジメした雰囲気、雑な扱い、怖い刑務官、もっと怖い囚人たち、泣き出す新人…ここが丁寧に描かれているから、アンディと一緒に投獄され、刑務所生活に慣れていく感が味わえる。
食堂での談話、運び屋への依頼、シスターとの戦い…囚人生活を一つ一つクリアしていき、勇気を出してハドリーへの脱税の提案。喉を通るビールの美味さが伝わって来る。
映画を通して刑務所の生活が染み込むから、出所したブルックスの孤独がとても良く理解できて、人が求める自由って何だろうなと考えさせられる。
希望が消えた刑務所生活から、突然アンディが消える展開も見事。脱獄なんて考えがあったとは思わなかったから、何ともスカッとさせられる。
ダラボン監督は原作のラストにひと手間加えるのが好きなのかな?原作『刑務所のリタ・ヘイワーズ』では、最後レッドがアンディに会う為に旅立ち、目的地に着くところで終わる。実際アンディはいるのか?自分自身これからどんな生活が待っているのか?そんな希望やワクワク感に満ちた終わり方だった。
一方映画では再会までが描かれる。好き好きなんだけど、私は原作の終わり方が好きかも。[良:1票]
6. <ネタバレ>久しぶりに良い映画を見せてもらいました。暖かみがあり、感動的 .. >(続きを読む)
6. <ネタバレ>久しぶりに良い映画を見せてもらいました。暖かみがあり、感動的な氣持ちです。
いや、内容は誤認逮捕で刑務所送りになった男が、非人道的な扱いを受け、またそれを見せられた19年間の顛末なんです。
そんな題材の映画のどこが良くて暖かいかというとこの映画、終始鑑賞者の心に語り続けているんです。ゆっくり、穏やかに。
刑務所が舞台とくれば当然イジメも、事故に偽装したリンチ殺人もあるんですが、それらさえ不思議なほど自然に鑑賞者の心に入ってくる。でもこの映画は観る側に強制しないんですよ。恐怖も嫌悪感も、それに感動も。描いているものが現実から遊離していない、誰にでも起こるかも知れない出来事だからか。それにおそらく、登場人物みんなが自分の役割を理解してたり悟ったりした様子が描かれているからか。
暴力や爆発で恐怖を、願望や祈りで涙を、登場人物の絶叫でそれら両方を観客に強要してくる映画が乱発する昨今で、昔ながらの味の良さを嚙み締めさせてもらいました。主人公の教養と潔白さが親友を作り、知識と忍耐が権力を笠に着た卑劣な奴らを奈落に叩き落す逆転劇は痛快でした。残された囚人たちと一緒に私も喝采しました(笑)。極上の救済も待っているし。
モーガンフリーマンさんは【良き理解者】の役が多いのが頷ける名優ぶりです。
7. <ネタバレ>無実の罪で刑務所に服役させられたエリート銀行家が刑務所内で己 .. >(続きを読む)
7. <ネタバレ>無実の罪で刑務所に服役させられたエリート銀行家が刑務所内で己の才覚で様々な改革をし、最後は脱獄をして、別人として生きるというある意味ファンタジー的な映画。映画の肝は刑務所内での人間関係と様々な事件。ストーリはよく練られており、エンターテイメント作品としては申し分ないとは思う。ただやはり脱獄とレッドとの最後の再会が都合よすぎて減点2。まずアンディが汚水管をくぐって脱獄したのに翌日はスーツを着て別人然としていられるのがおかしい。また仮釈放中のレッドが簡単に国境を越えられるのもおかしい。この2点の傷以外はエンディングも含めてケチの付ける点はない。グリーンマイルよりはこっちの方が個人的には好き。
8. <ネタバレ>ラストシーンは清々しく心地よい。しかしながら主人公は無実を晴 .. >(続きを読む)
8. <ネタバレ>ラストシーンは清々しく心地よい。しかしながら主人公は無実を晴らしたわけではなく、真犯人に罰も与えられていない。結局無実の罪で一生逃げ続けなくてはならないのか。塀の中で過ごした時間は取り返しがつかない。その辺りが個人的には腑に落ちない。
9. <ネタバレ>人生は時として悲劇的で、醜く、哀れなものに為り得る。だがそれ .. >(続きを読む)
9. <ネタバレ>人生は時として悲劇的で、醜く、哀れなものに為り得る。だがそれでも、人生には常に希望があり、そして必ず美しいのだ、という映画。ラストシーンに全てが凝縮されているように思う。
10. <ネタバレ>いや、いい映画でした。
このレビューでの、評価の高さが理解 .. >(続きを読む)
10. <ネタバレ>いや、いい映画でした。
このレビューでの、評価の高さが理解できました。
暗く重苦しいストーリーが続きますが、最後の最後、一気に喜びに変わりましたね。
やはり、ラストシーンはスッキリした終わり方が個人的に好みです。
架空の人物の口座を作り、囚人の労務費をピンハネするなど私利私欲に走る所長
その所長と結託し、主人公の無実の証拠を握る囚人を殺害する看守
無実の罪で投獄され、幾度も懲罰を受け、心が折れそうに見えた主人公でした。
しかし、彼の心には、まだ希望の光があった。
脱獄し、所長の不正を暴くことだけが、彼の生きるための糧になっていたのでしょう。
なぜ、主人公の妻は浮気に走ったのか‥‥その理由付けがハッキリしなかったことと、真犯人に罰を与えられなかったのが残念でした。
それにしても、モーガン・フリーマンはいいですね。
「セブン」での渋い刑事、「最高の人生の見つけ方」の人生に疲れた老人、「ディープ・インパクト」での威厳高き大統領、そして本作の服役囚役まで、彼の幅広く安定した演技は観る者の心を掴みます。
11. <ネタバレ>住めば都、だなんて易しい言葉ではなく、
まさに住んでしまう .. >(続きを読む)
11. <ネタバレ>住めば都、だなんて易しい言葉ではなく、
まさに住んでしまうと出られなくなる、
監獄というのはそういう場所。
エリートから一転、「無実の罪」で投獄されたデュフレーン。
長年の監獄暮らしによって、監獄の外の社会が怖いと感じる周囲の人々を目の当たりにしながら、
それでもまっすぐ、自分を保って獄中生活を続ける。
なんといっても描かれる人間の多様性と、「ここにいる奴らはみんな無実さ」というセリフのどことない滑稽さ、
社会に復帰して自死を選ぶという悲しさがある中で、
20年間希望をもって穴を掘り続けたデュフレーンの生き様はグッとくる。
そして友人というたった一つのの希望を与え、ブルックスとは違うシャバになったレッドとの再会。
この映画を見た後、空の青さ、木々の緑が濃く見える。
12. <ネタバレ>人生に希望をくれる名作。最期のシーンは何度見ても感泣もの。
13. <ネタバレ>かなり前に一度観ましたが、会社で勧められ改めて観賞。
そこ .. >(続きを読む)
13. <ネタバレ>かなり前に一度観ましたが、会社で勧められ改めて観賞。
そこまでに至る伏線は、???的な部分はあったにせよ、ラストは葛藤の末生きることを選んだモーガン・フリーマン演じるレッドに少しウルウル。
自分がこの映画を勧められた理由をよく考えてみましたが、キーワードは「希望とリーダーシップ」なのかなと。
無実の罪で投獄され劣悪な環境に置かれながらも、そこで状況を変えるべく自ら様々なことに取り組み、周りに希望を与えて味方に付けていく行動力、望むものを手に入れるために必要なしたたかさ、そういうものを学べということだったのかなと解釈しました。
それにしても主演の二人は深みのある渋い演技で惚れ惚れします。
見直して良かったです。
14. <ネタバレ>言わすと知れた名作。ラストの爽快感は忘れられません。
15. 終盤のどんでん返しは勿論素晴らしいが、それだけではない。
.. >(続きを読む)
15. 終盤のどんでん返しは勿論素晴らしいが、それだけではない。
まず何よりも主人公のアンディが魅力的、無実の罪で幽閉されながらも、
自らを見失うことなく超然としている姿がひたすらにカッコよく、
彼の生き方や精神性に触れたくてつい何度も観てしまう。
大袈裟かもしれないが、人によっては人生の標(しるべ)となる一作だと思う。
16. 私の周りにも、この作品に惚れこんでいる人(あるいは少なくとも .. >(続きを読む)[良:1票]
16. 私の周りにも、この作品に惚れこんでいる人(あるいは少なくとも、惚れ込んで「いた」人。今でもまだ惚れ込んで「いる」のだろうか?)ってのは確かにいたけど、私にはどうもよくわからなくって。そういや私は3人きょうだいで映画の好みは3人それぞれ見事にバラバラだったんだけど、この映画に関しての「確かに退屈するほどではないけど、とりたててイイというほどでも・・・」という感想は、妙に一致しており、なんだこれは、一種の家系的なものなんだろうか。
いや、最近また観てみたところ、少し退屈しかかってしまいました。この映画が好きな人、ごめんね。
作品の構成自体が、いかにも「総集編」か何かを見せられてる感じで、気分が乗ってこない。主人公が、こんな目にあったんだそうです、大変だったんだそうです、という解説をパラパラと見せられて、サラサラと映画は進んでいく。いや私が、映画で見たい・映画から感じ取りたいのは、そういう「結論」ではなくて、ツラさ・過酷さ・大変さというものそのもの、いわば「過程」なんですが。
モーガン・フリーマンの目を通して描くことで、主人公の内面を封印して見せるのも、確かにアリだとは思うけれど、でもその内面を間接的にでももう少し示唆してみせることだってできるだろうに、これじゃあまりに、伝聞的に過ぎるのでは。何だか、この主人公ならどんな事にでも耐えて当然、みたいな感じにすらなってしまう。
結局のところ、作品全体をお伽噺風のオブラートにくるんでしまったことが、緊張感をことごとく削いでしまっている。背景に厳然と存在するはずの刑務所の過酷さが伝わってこない。懲罰房に閉じ込められる過酷さは、一体どこに?
長い長い年月のお話らしい。相当永く耐えているらしい。セリフでそう言ってるから。残念ながらそれを感じ取ることは、ちっともできないけれど。
一番ゲンナリしてしまうのが、主人公が無断で刑務所内にレコードを放送する場面。自分が好きな曲を無理やり全員に聞かせよう、って発想が実にくだらないし、それに反応してすべての囚人が耳を傾ける姿もアホらしい。軽薄なばかりで、ちっとも美しいシーンであるようには見えません(せめて、誰も聞いてない中でモーガン・フリーマンだけが聞いてる、ってんなら、まだしも)。音楽ってのは、もっと「個人的なもの」だろうに、と思っちゃうんですけどね。少なくとも、私にとっての「音楽への愛」というものは、このシーンからは微塵も感じられませぬ。[良:1票]
17. 良い意味で裏切られ、驚きの結末。
途中までは単なる「良い人 .. >(続きを読む)
17. 良い意味で裏切られ、驚きの結末。
途中までは単なる「良い人」の人生なのかな、と思いきや・・・
多くの方々が高得点をつけるのもうなずける。
19. 見終えたあとの満足感と、心地よさがいいです。[良:1票]
20. <ネタバレ>万人ウケするのも分かる。いろんな楽しみ方が出来るし、良く作り .. >(続きを読む)[良:1票]
20. <ネタバレ>万人ウケするのも分かる。いろんな楽しみ方が出来るし、良く作り込まれている印象を受けました。
ラストシーンの青色が素晴らしい。二人の再会を清々しく際立たせていた気持ちの良い終わり方でした。[良:1票]