2.1950年製作。ドリス・デイが一気にスターの階段を駆け上がっていった頃。
それだけに、彼女の魅力を存分に堪能できる作品となっています。
ドリス・デイという人は勿論きれいなんですが女優としては一味違った魅力がある人です。
気取ったところが無いというか、親しみやすさや健康的な明るさがある。
本作も彼女の笑顔がいっぱいの作品です。
ミュージカルの舞台の興行がベースになっているストーリーなので、
彼女の素晴らしい歌やタップダンスもたっぷりと挿入されています。
ドリスだけでなく、ミュージカルパートの多くで彼女のパートナーとなる男優が見応えのあるダンスを披露します。
ミュージカルとしてはこの2人以外のキャストは地味なのですが、
コメディとしてはベテラン勢がしっかり脇を固めて、この頃の映画らしい楽しさも十分の作品になっています。