1. 30年以上前劇場版をビデオを借りて号泣。
10年ほど前BS .. >(続きを読む)
1. 30年以上前劇場版をビデオを借りて号泣。
10年ほど前BSで完全版を観賞し、良い映画だと思ったが感動せず、「時の流れは非情だな」と自分の変化を嘆いた。
しかし昨日中1の娘とBDで再び劇場版を見て涙し、同じタイトルでも劇場版こそ名作であると確信。
(以下ネタバレに近い)
物語には至る所に伏線があり、回収する度に感情を大きく揺さぶられます。
幼少時の約束をはじめ、気を病んだ「俺の広場」とわめく男の存在、フィルムの出来事等々、数え出すとキリがないほど。
エレナとの顛末は描かれず、視聴者に心の傷と想像させ熟年のトトの暮らしぶり・母の言葉につながっていきます。
皆の喜ぶ顔を見るのが生きがいだったアルフレード。
人生の師が生涯にたった1本残した短編作品は、巨匠となり哀愁にみちたトトに笑顔と涙をもたらし、
美しい音楽と共に永遠に私の心にも刻まれました。
2. 退屈な記憶があるが、なぜか昔のノートを見ると7点をつけていた .. >(続きを読む)
2. 退屈な記憶があるが、なぜか昔のノートを見ると7点をつけていた。
ハリウッド好きには勧められない
3. これだけは言える。
この映画が面白くないと言う人とは、決し .. >(続きを読む)[良:1票]
3. これだけは言える。
この映画が面白くないと言う人とは、決して仲良くなれないだろう。
音楽も素晴らしすぎる。
ありがとう。[良:1票]
4. <ネタバレ>個人的には「海の上のピアニスト」は非常に良くまとまっていて素 .. >(続きを読む)
4. <ネタバレ>個人的には「海の上のピアニスト」は非常に良くまとまっていて素晴らしい作品でしたが、名作と名高い本作「ニュー・シネマ・パラダイス」(短い版)はまったく心に刺さりませんでした。もちろん随所に素晴らしいシーンや素敵なセリフ、映画愛に溢れたシーンは散りばめられていましたが、だからといってこの映画の教訓や哀愁が私自身に突き刺さったか?というと、そうではなかったです。
カットされていたラブシーンのことや99日で去ってしまった兵士の話、アルフレード(フィリップ・ノワレ)に感化されながら同時に教育も受けたトト(サルバトーレ・カシオ/マルコ・レオナルディ)自身の恋愛観や人生観は素晴らしいです。彼ら二人が培った生き方や友情物語はとても素晴らしく、トトの恋愛の行く末も哀愁を帯びていて悪くないものです。(初恋が成就しない人も多い中、トトは成就した訳だから良いほうではないかと) ラストもそつなく綺麗にまとめられていて、成功した(おそらく映画監督)中年期のトトと老いた母や町の人達との会話も意味深くて素敵でした。
全体的に音楽も素晴らしく作品としては本当にそつなく綺麗にまとまっていますが、だからといって高得点にはつながっていないような気がしました。個人的な意見ですが、コンパクトにまとまった凡作といった印象です。「ショーシャンクの空に」同様、世の中の高い支持が理解できない作品でした。いや、決して悪くはないのですよ・・
余談ですが、この映画を見て強く共感した点は”やはり映画は投影しないとダメだよな”ということです。私自身映画とは大画面であるべきなのは当然ですが、投影されているということが重要だと信じています。(自宅プロジェクター鑑賞、100インチ 2.1チャンネル)
5. <ネタバレ>見たのはだいぶ前ですが、いやあ、全くと言って良いほど面白くな .. >(続きを読む)
5. <ネタバレ>見たのはだいぶ前ですが、いやあ、全くと言って良いほど面白くなかったですねえ。特に成人してからのシーンは全然でした。
6. <ネタバレ>~Nuovo Cinema Paradiso~新パラダイス劇 .. >(続きを読む)[良:1票]
6. <ネタバレ>~Nuovo Cinema Paradiso~新パラダイス劇場。
今回が初見。にもかかわらず、以前テレビのバラエティで、このエンディングシーン“だけ”を見て知っていたのよ…
もちろん見たくて見た訳でなく、交通事故。それは不幸なことなのよ…
この映画を何の予備知識も無しに観ていたとしたら、きっと涙が溢れ出ていたに違いない。
なぜエレナは音信不通になったのか。
アルフレードはなぜ、トトに厳しく『帰ってくるな』と言ったのか。
トトはなぜ、30年も村に帰らなかったのか。
99日目、兵士はなぜ最後の夜に立ち去ったのか。
なぜ?当然だけど、それぞれ事情や考え、簡単なものから複雑なものまで、本人にしか解らない理由があったんだろう。
その理由を知ること無く過ぎ去った過去。神さまでもない人間には、答えを想像する事くらいしか出来ない。
『キスシーンを見せろ!もう20年も見てないぞ!』ラブシーンを見られるのは、検閲する司祭と技師のアルフレードだけ。
休みなく映画を上映し、見せられないフィルムをカットし、ある時は映画館の外に劇場を作るアルフレードは、トトにとって神さまのような存在だったろう。
アルフレードからの最後のプレゼント。劇場で流されなかったラブシーンの詰め合わせ。それはカットされた理由≠答えの詰め合わせ。
肝心なところ、見たいところ、本当の理由≠答えが見えないのは、人生も一緒じゃないだろうか。
エレナが去った事情、アルフレードの最後の言葉の意味、兵士が立ち去った理由…神さまでもないトトに、それを知る術はない。
『理由なんて、カットされた映画のラブシーンのようなもの。そこにこだわって、これからの人生を無駄にするほどの、大した事じゃ無いんだよ。いくら思ったところで、過ぎ去った人生は、映画のフィルムのように、集めて繋ぎ合わせて見ることなんて出来ないのだから。』
映画のタイトルが最初の劇場『シネマ・パラダイス』ではなく、建て直された方の『“ニュー”シネマ・パラダイス』なのも、そしてそれさえも最後解体されるのも、過去よりこれからの新しい人生を大事にしてほしいと言う、トトへのメッセージに思える。[良:1票]
7. 恥ずかしながら、この作品の事は全く知りませんでした。
「う .. >(続きを読む)
7. 恥ずかしながら、この作品の事は全く知りませんでした。
「うわっ! 何だ、この高評価は」「どんな映画だろう。観てみよう」
‥‥という訳で完全版ではない方を鑑賞しました。
映画を、とてもとても愛していないと、このような作品は出来ないのでしょうね。
それは分かります。
また、私自身が子供の頃にかよった小さな町の場末の汚い映画館
客席の椅子などなく、床に直接座って初期のゴジラ作品などを観ていました。
あの雰囲気にも近く、ノスタルジーを感じた作品ではありました。
でも、これだけの高評価になるというのが、判りません。
まだまだ映画を観る目がないんでしょうねぇ‥‥困ったもんだ
8. <ネタバレ>完全版の方を先に見てしまったのですが、時期が開いているので違 .. >(続きを読む)
8. <ネタバレ>完全版の方を先に見てしまったのですが、時期が開いているので違いは分からず。長尺耐性は高めですが、苦手な人も多い様なのでこちらをお勧めします。完全版はマニア向けかもしれませんね。
9. <ネタバレ>これは名作だと自信を持って言えます。
娯楽が少ない時代背景 .. >(続きを読む)
9. <ネタバレ>これは名作だと自信を持って言えます。
娯楽が少ない時代背景の中、映画がこれだけ人々に活力と幸せを与えているのを観ると、果たして満ち足りた現代が本当に幸せなのか、そう思える程出てくる人々が魅力的です。映画館で知り合った二人が恋に落ち、やがて結ばれて新しい命を繋いでいく、主人公の男の子は生涯の友と出会う、人々は映画に一喜一憂する、素晴らしい名シーンの連続です。
最後のキスシーンを集めたところはあまりの美しさに本気で号泣しました。
この先も何度も観たいと思います。
10. 私、この映画ダメなんです。ちょっと、泣きを狙いに行きすぎてい .. >(続きを読む)
10. 私、この映画ダメなんです。ちょっと、泣きを狙いに行きすぎていると思えて仕方ないんです。曲のせいもあります。一番面白いと思ったのは、エロフィルムを集めていた件。
11. 超久しぶりに再見。すっかり忘れていましたが、やはり名画中の名 .. >(続きを読む)
11. 超久しぶりに再見。すっかり忘れていましたが、やはり名画中の名画でした。とにもかくにもエンリコ・モリコーネの音楽がいい。ざっくり2曲ありますが、いずれも映画史上に残る名曲でしょう。この曲さえ流れていれば、どんなシーンでも許せてしまう感じです。
それにもちろん、序盤の少年時代もいいし、オーラスのつぎはぎフィルム再生場面もいい。終盤の「爆破」のシーンは、どんなアクション映画のハデな爆破よりも衝撃的でした。心が痛むというか、何もそこまでしなくてもというか…。
しかし中盤の青年時代だけ、ずいぶん紋切り型で雑な描き方だったなぁという気がします。不可欠なシーンであることは間違いないのでしょうが、彼女が突然現れて突然つき合い出して突然去っていった印象です。
それはともかく、この作品は若いときに見るより、ある程度年齢を重ねてから見たほうがグッと来ますね。もっと年齢を重ねると、今度はアルフレードの目線で見ることができそう。
12. 映画への愛に溢れた映画。
モリコーネの音楽が素晴らしい。 .. >(続きを読む)
12. 映画への愛に溢れた映画。
モリコーネの音楽が素晴らしい。
全身に鳥肌が立つほどの感動と、多幸感が滲み出てくるラストシーン…。
13. 最後の帰郷はカタルシスを感じさせる
小さな街の温かさもいい .. >(続きを読む)
13. 最後の帰郷はカタルシスを感じさせる
小さな街の温かさもいいですね
完全版より劇場版がいいそうです
14. 映画と人間への愛に満ち溢れた、本当に素晴らしい映画。
アル .. >(続きを読む)
14. 映画と人間への愛に満ち溢れた、本当に素晴らしい映画。
アルフレードのトトへの「無償の愛情」の描写が美しい。
死して尚、トトに映画の素晴らしさを思い出せるラストシーンは何度観ても泣けてしまう。
これを観るたびに映画っていいな、人間っていいなって事を思い出させてくれる。
いつまでも自分の中のオールタイムベスト映画だと思う。
15. <ネタバレ>「ノスタルジーに惑わされるな」は自分の生き方そのものに大きな .. >(続きを読む)
15. <ネタバレ>「ノスタルジーに惑わされるな」は自分の生き方そのものに大きな影響を与えている。人の生き方を変える映画ってすごいと思う。
火事で死にそうになったアルフレードを助けるシーン、少年から青年に変わる演出も泣ける。彼女の映像を取る伏線も見事に回収している。最後のシーンはジーンとくる。愛に溢れた映画。過不足なし。死ぬ前に見られればいいなあ。
16. <ネタバレ>この映画を観ると、映画が始まってから話す人がいても、バリバリ .. >(続きを読む)
16. <ネタバレ>この映画を観ると、映画が始まってから話す人がいても、バリバリお菓子を食べる人がいても、シートの背中を蹴られても、それが映画を観るってことだよね、って許す気持ちになれます。
心に残るシーンばかりですが、トトの母親が大人になった彼に向かって、あなたを本当に愛している女が電話に出たことがない、と嘆くシーンが一番印象に残っています。トトもそのことに気づいているんでしょうね。
心に刺さるセリフです。
17. <ネタバレ>「完全版」を観た直後、「劇場版」のテレビ放送があったので鑑賞 .. >(続きを読む)
17. <ネタバレ>「完全版」を観た直後、「劇場版」のテレビ放送があったので鑑賞。
まったく別物の映画になってる・・・。
これは、これで、幼少期(アルフレードとの思い出)を懐古するいい話なのかもしれないけど、映画として軽くなってる気がします。
ボッチャ(完全版ではエレナの夫になっている)の登場も生きてこないし。
(幼少期は、算数の授業で先生に叱られ、青年期では、エレナの落し物を拾って手渡す時に、トトと競いあってるシーンがあるのに)
エレナとの再会と、一夜限りの“夢”(エレナがそういっている)があると、ないとでは、
アルフレードが残したキスシーンを涙し、笑いながら観るトトの心情を考える鑑賞者の気持ちは大きく変わってくるんじゃないかと思います。
完全版のほうが、良いと思いますが、どちらを先に観たかで、大きく感想が変わってしまう作品だと思います。
18. <ネタバレ>今までの人生で――と言ってもようやく折り返し地点が見えてきた .. >(続きを読む)
18. <ネタバレ>今までの人生で――と言ってもようやく折り返し地点が見えてきた程度の歳ですが――最高の作品でした。見終わってから思うと、この映画を見るのに最高のタイミングだったように思います。アルフレードとトトの友情が、いや、途中からはもう親子でしたね。素晴らしかったです。
トトが村から出て行く時の駅でのシーン、アルフレードは「戻って来るな」「手紙も書くな」「私達の事は忘れろ」と突き放します。トトは言葉の真意を汲み取って「ありがとう」と返します。それだけでも良いシーンなのですが、電車が走り出した所で神父が到着して「トトー!トトー!」と叫ぶのがね・・・もうね。あそこで神父が出てくる必要性は無いんですよ。なのに何故出したのか?あれがアルフレードの心の叫びを表現したものだと理解した瞬間、涙が止まらなくなりました。最高の友達を失ってでもその人の幸せを願う、そんな事が出来るのはもう親ですよ。
帰郷してからの、昔を懐かしむシーンも良いですね。朽ち果てた映画館を見て回るシーンや、アルフレードとの思い出が詰まったフィルムを見ているラストシーン、台詞は付けずに俳優さんの表情だけで表現しているのがまた沁みます。
音楽も素晴らしいです。サントラを聴きながらこのレビューを書き終わる所ですが、また涙が溢れて来て止まりません。あーもう!今日は選挙があるから出かけなきゃいけないのに~(泣き笑い
19. "映画の魔法"というものがあるなら、正に .. >(続きを読む)
19. "映画の魔法"というものがあるなら、正にこのことだろう。数少ない村の娯楽であり、情報源であり、外界への扉でもあった映画館と、映画と共に育った村人たちの悲喜こもごもが一体となった共有感が郷愁としてスクリーンに宿っているようだ。娯楽の多様化で時代に取り残され映画館が廃れていくさまは、テレビ、ビデオ、DVD、ネット配信といった飽和した映像の歴史そのものである。しかしながら、如何に形態が変わろうとも、良い作品は何十年も残る。たとえミーハーが群がるだけの娯楽大作だとしても、一部の批評家しか絶賛しない高尚な芸術映画だとしてもだ。全ての映画に捧げた例の結末は反則としか言いようがない。
20. <ネタバレ>先に55分長い完全版を観て、ダラダラと長い話に感動できません .. >(続きを読む)[良:2票]
20. <ネタバレ>先に55分長い完全版を観て、ダラダラと長い話に感動できませんでした。その程度の作品かと
思ったものの、どうしても気になって通販でコチラの初期公開版を購入して観たら・・
感動して涙腺崩壊・・ 立ち上がれませんでした。
自分が主人公の世代に近く、地方出身者だということもあるのですが、編集の妙ですよやはり。
30年前に捨てた故郷への、凱旋の衝撃。一度も帰郷しなかったのならそりゃもう動揺するでしょ。
戦後の貧しい思い出と現在の間の途中が抜けて、変わり果てた思い出の風景に絶句するトト。
破れた初恋を30年も引きずっている事に、実は自分も共感ありありでして・・
完全版の展開は、少々下世話になってしまいましたが、この2時間版では出て来ません。
これで良いのです。思い出は美しいままの方が良いんですよ。
皆さんの言う通り、完全版とは、全く別の映画です。 コチラが最高![良:2票]