1. <ネタバレ>とにもかくにも音楽がいい。疲れた心を鼓舞されるような力強さが .. >(続きを読む)
1. <ネタバレ>とにもかくにも音楽がいい。疲れた心を鼓舞されるような力強さがあります。世間一般にたいていの人はマジョリティのように振る舞っていますが、実は誰しも何らかのマイノリティであるという自覚や自負や負い目を持っているように思います。だからこの作品で展開される〝ショー〟を見て、つい応援したくなるのかなと。
一方、主人公がかならずしも聖人君子ではないところが面白い。純粋にマイノリティに活躍の場を提供しようと思ったわけではなく、それが世間に受ける、カネ儲けができるという冷徹な計算があるわけで。美貌の歌姫でさえ単なるカネズルであり、一線を超えそうになったところで逃げるというのも潔い。まさに天賦の興行師だったということでしょう。
ただし、そういう特異なキャラクターでありながら、人物の描き方としては浅いのが残念。音楽とステージに力を入れすぎたためか、最後は唐突に聖人君子になってしまいました。
2. 批評家からは散々だったのに作品としてはヒットしたというのがす .. >(続きを読む)[良:1票]
2. 批評家からは散々だったのに作品としてはヒットしたというのがすべてだと思います。
金儲けに走り家族よりも歌姫にうつつを抜かす主人公にもご都合主義な展開にも感情移入できないものの、楽曲のクオリティーやワクワクさせるショーの演出、自信満々でめちゃくちゃイケメンな主役のヒュー・ジャックマンを見たらなんかわからないけど許せてしまうって作品なのかなと。
私もそんな批評家の評価と興行収入の賛否に興味が湧き、Blu-Rayを購入したら二度三度と見返しているヒュー・ジャックマン好きです(笑)[良:1票]
3. <ネタバレ>「本物ではない」「作り物だ」等々主人公に投げかけられる言葉が .. >(続きを読む)
3. <ネタバレ>「本物ではない」「作り物だ」等々主人公に投げかけられる言葉が、そのまま、この作品へも投げかけられていますが、個人的には「本物でなくても、この映画を観て幸せな気持ちになった人がいるのであれば、それでいいじゃないか」と言いたいです。
世の中、いろいろな人がいる中で、それが例え共同体の中のマイノリティであっても、マジョリティに遠慮を強いられたり、迫害されるようなことがなく「This is me」と言える、そして受け入れられる社会を作り上げたい!という製作者の思いが伝わってきました。
4. 曲とダンスはみていてまぁまぁよかったが、物語はイマイチという .. >(続きを読む)
4. 曲とダンスはみていてまぁまぁよかったが、物語はイマイチというか、ダメ。
きれいにしすぎ。
5. <ネタバレ>身体的特徴のある人を自分の欲望のために見せ物とする導入部分が .. >(続きを読む)
5. <ネタバレ>身体的特徴のある人を自分の欲望のために見せ物とする導入部分が、どうも受け付けませんでしたが、事実としてサーカスにはそういう性質があったので仕方がないのかも知れない。最後、どのように消化してくれるのか期待していたんですけど、なかなか。その辺を割り切って観るとエンターテインメントとして素晴らしいミュージカル作品でした。短い時間で何度も鳥肌が立ちました。映画館で観賞していれば、さらに良かったんだと思います。
6. フリークショー、などという昨今なかなか映画の題材には取り上げ .. >(続きを読む)
6. フリークショー、などという昨今なかなか映画の題材には取り上げにくいテーマを、とことん前向きなミュージカルで正面突破しているのがまず、大したもの。脚色は多々あれど、意外なくらいに実話ベースの部分も多かったりして、映画観終わった後では、色々と考えること・考えさせられることがあってよいと思いますが。
マイノリティたちの哀しみと、それを乗り越えるエネルギーの力強さ。
しかしそれもこれも、まずはこのミュージカル映画としての手腕があってこそ。劇中、時間なり場所なりが思い切ったジャンプを見せて、こういうのはまさに映画の特権、自由に時空を飛んでみせ、重力からも解放され、場合によってはスローモーションで時間を自由に伸び縮みさせたりもする。だけど何から何まで自由勝手なんじゃなくって、ミュージカル映画として、「リズム」がこの映画を支配しているかのようです。「リズム」には登場人物たちも逆らえず、時には彼らの動作すらが拘束される。だけどそれが不自由なのではなくって、グラスの音が刻むリズムが次の音楽へ繋がって行ったり、新たな流れを生み出していくのが、実に心地いいのです。
ヒュー・ジャックマンというヒトは、映画ではウルヴァリン役に代表されるようにアクション俳優の印象が強いけど、出自はミュージカルらしく、本作でも歌って踊って、若い連中には決して引けをとっていません。
ミュージカルとしての魅力が詰まった作品です。
7. <ネタバレ>全編ミュージカルではなく、重要な場面だけミュージカルで表現す .. >(続きを読む)
7. <ネタバレ>全編ミュージカルではなく、重要な場面だけミュージカルで表現する形式なので、そんなにミュージカルが得意ではない自分でも抵抗なく見れました。心に響く演出でしたが特に洗濯物のシーツが踊るシーンが良かったです。歌もストーリーも良かったのですが、こんなに上映時間が短いと思っていなかったので急に終わってしまいあれ?って感じで残念。もう少し見たかったかな。
8. <ネタバレ>曲が凄く良かった
それだけで+2点はある
ストーリーは主 .. >(続きを読む)
8. <ネタバレ>曲が凄く良かった
それだけで+2点はある
ストーリーは主人公がやな奴でそんなによくない
9. P・T・バーナムという人の実像からはあまりにかけ離れている、 .. >(続きを読む)
9. P・T・バーナムという人の実像からはあまりにかけ離れている、と米国の批評家からは酷評されたそうですが、自分にはそれはどうでも良いとしか思えないです。調べてみるとたしかにこの映画は相当派手に脚色されているみたいです。 “バーナム効果”という心理学用語があるぐらいで、確かにペテン師的な印象が強いみたいですね。でも山あり谷ありと言ってもこれだけポジティブな人物だと、観ていて愉しくさせてもらえることは確かでしょう。テンポも良くてサクサクとストーリーが展開しますが、サーカスの芸人たちやビジネスパートナーそして家族とのエピソードが薄っぺらすぎて自分としても低評価になっちゃいます。サーカス公演のミュージカル場面もそこそこに豪華絢爛ですけどなんか中途半端で、どうせならバズ・ラーマンの『ムーラン・ルージュ』ぐらい弾けて欲しかったところです。まあこの映画は、気分が落ち込んでいるときにはいい薬になるかもしれません。
10. <ネタバレ>歌って踊れるヒュー・ジャックマンによる地上最大のショー。仲間 .. >(続きを読む)
10. <ネタバレ>歌って踊れるヒュー・ジャックマンによる地上最大のショー。仲間は風変わりな容姿の方々。中でも顎髭がごついデブ女が目立つ。悩めるショーマンによる華やかなショータイム。
11. <ネタバレ>基本ミュージカル調の映画は苦手なのですが
この映画に関して .. >(続きを読む)
11. <ネタバレ>基本ミュージカル調の映画は苦手なのですが
この映画に関しては楽曲が良すぎました。
気持ちの切り替わりをミュージカルでうまくまとめあげているため、だらだらうだうだシーンがなく、テンポよく進み飽きずに観ていられます。
それゆえにフリークの人達の葛藤やあの場所がホームと想える所以が描ききれていないのは勿体無いところ
12. <ネタバレ>実際のP・T・バーナムのことは知らないし、熱心に検索しようと .. >(続きを読む)
12. <ネタバレ>実際のP・T・バーナムのことは知らないし、熱心に検索しようとも思わない。なのであくまでもこの映画を見て感じたことだけをコメントしていきます。
たしかに主人公であるP・T・バーナムという男、かなり身勝手だと思います。己の野望のためなら舌先三寸でいろんな人たちを巻き込んでいく。はっきり言って、お調子者ですね。ただそんなお調子者にいいように手のひらで踊らされてはいても、誰ひとりとして彼のことを恨んだり憎んだりはしていない。まあ若干、あのオペラ歌手とだけは喧嘩別れみたいになってしまいましたが。ようするにみな、彼のおかげで自分なりの居場所や幸福感を得られたからにほかならない。自分勝手な行動でも最終的に誰かを幸せにしていればそれでOK!でしょ。私はそう思います。
ちょっとここでは個人的なツッコミを(笑) ヒゲもじゃの女性はなんでヒゲを剃らないんだ?剃ってもすぐ生えてくるとしてもだ、そんな瞬時てことはないだろ、いくらなんでも。それと全身刺青の男。別にだからなに?て思った。服着たら普通じゃん。デブ男だって、デブくらいいるだろうに、驚愕するほどのデブになってないし、だから?てなった。あとあの空中ブランコの彼女さん。肌の色が問題なのかな?まあ時代背景もあるからそこは仕方ないか。
と、いろいろツッコミはしましたが個人的にはこの映画、楽しい時間を過ごせたので満足はしました。映像も音楽もパフォーマンスも演技も、どれもレベルの高さを十分に堪能できました。観て良かったです。
13. <ネタバレ>不遇の主人公がどんどん成り上がっていく様子は楽しい。
途中 .. >(続きを読む)
13. <ネタバレ>不遇の主人公がどんどん成り上がっていく様子は楽しい。
途中挫折があるが最終的にはこうあって欲しいと望む方向へ話が展開するので
ストレスなく視聴できた。
音楽も割と良い。
白人歌手の歌だけはちょっと違和感。
あの世界観にそぐわない気がした。
そういった面で印象には残りにくい作品でもあった。
続編が出るような話も聞くがそれほど興味が惹かれることもないかな。
14. <ネタバレ>時代柄もあるのでしょうが人を見世物にして金を稼ぐと言う「発想 .. >(続きを読む)
14. <ネタバレ>時代柄もあるのでしょうが人を見世物にして金を稼ぐと言う「発想」が引っかかって最後まで素直に楽しく観られませんでした。挙げ句にショーを放っぽり出して妻や子供を置き去りにするとか…バーナムって本当にあんな善人だったんですかね?
ストーリーもまるでコカコーラのCMを2時間観ている様な勧善懲悪ぶりで時間が経つほど熱が冷めて行きました。ララランドのスタッフが云々言ってましたけど音楽もあちらに比べると正直イマイチ。
15. ミュージカルとして観るのはとてもいい。
のっけから足でリズ .. >(続きを読む)
15. ミュージカルとして観るのはとてもいい。
のっけから足でリズムを取ってしまうほど。
ストーリーについては、あんまり望みすぎてもいけないんじゃないかな。ミュージカルなんて昔からそういう楽しみ方はしない気がする。
発見は、以前ならレベッカ・ファーガソンに惹かれてただろうに、今はミシェル・ウイリアムズに魅力を感じるようになったことかな。
作品にも恵まれて、いい役やってるなあ、という印象。
16. <ネタバレ>少しストーリーで美辞麗句になりすげていないだろうか?それが気 .. >(続きを読む)
16. <ネタバレ>少しストーリーで美辞麗句になりすげていないだろうか?それが気になる。あのサーカス団だと、今では差別主義的にならざるを得ないと思う。ナンバーでイケてるものも、2,3曲あるのだが・残念。
17. <ネタバレ>欠点の多い映画。主人公は、期待に反して結構な自分勝手男だ。金 .. >(続きを読む)
17. <ネタバレ>欠点の多い映画。主人公は、期待に反して結構な自分勝手男だ。金儲けのために見世物小屋をつくって、詭弁を弄しては仲間を引き入れ、使い勝手よくあしらう。挙句の果てには、貧乏時代から支えとなっていた家族を放り出し、結局はすべてを失う形に。本来であれば、ここから自分を見つめ直し、家族の信頼を取り戻すのが見せ場なのだろう。しかし、映画の終盤は、周りに助けられてやる気を取り戻し、お金も工面してもらい、あとは妻に謝るだけという、人任せな復活劇となる。小人症やヒゲの濃い女性といった、「フリーク」と呼ばれて疎まれる人間たちの苦悩にまったく焦点が当たっていないのも、なんとも都合がいい。歌曲の良さとヒュー・ジャックマンの強引なパフォーマンスに助けられてはいるが、都合のよい上辺だけをさらっと切り取ったような、なんとも中身の乏しい作品。唯一の救いは、許されない相手への恋から自分に正直に生きることにした青年役をぴったりと演じたザック・エフロンが、きれいにラストを飾ったことだ。
18. 映画館で見そびれて7点って申し訳ないのですが、劇場だときっと .. >(続きを読む)
18. 映画館で見そびれて7点って申し訳ないのですが、劇場だときっと8点だったと思います。ストーリーをもう少し丁寧にしてほしかったのですが他は申し分ありません!完璧なショーです。ため息、ヒュージャックマンのためのあの衣装でしょうね、足長すぎ!シルエットからしてきれいすぎて後継者ザック青年がかわいそう💦舞台があったらみにいきたいです。
19. さすがエンターテイメントの国ですよ。歌、ダンス、セット、映像 .. >(続きを読む)
19. さすがエンターテイメントの国ですよ。歌、ダンス、セット、映像とCG、演出等々、揃ってハイレベル(さすがにレベッカ・ファーガソンの歌声は吹き替えだったみたいだけど)。ストーリーも一応は起承転結があって、まあまあ面白かった。
20. 楽しい!
ミュージカルはこうでなくちゃ。
歌とダンスはも .. >(続きを読む)
20. 楽しい!
ミュージカルはこうでなくちゃ。
歌とダンスはもちろん、ド派手な衣装もお約束ですな。
特にダンスの3次元攻撃にやられた。
フリークスや階級社会といったナーバスな話も出てくるけど、昔の話だもん、いろいろあったろうけど楽しきゃOK!
てなノリだから、アカデミー賞とは無縁だけど、自分的にはラ・ラ・ランドなんかより全然好きですね。