1. <ネタバレ>前作に引き続き、グロ描写単体の評価としては、有名な「蜘蛛が顔 .. >(続きを読む)
1. <ネタバレ>前作に引き続き、グロ描写単体の評価としては、有名な「蜘蛛が顔面を喰い散らす」は技術的限界もあってそこまでグロくも感じなかったが、決して悪くはない(まあ蜘蛛が嫌いな人なら阿鼻叫喚だろうが)。あと、フルチの特徴と言われる眼球破壊のシーンはふんだんだが(蜘蛛に喰わせるのも含めて)、特に「壁の釘に頭ぶっ刺して目玉貫通」は切れ味があって良かったし、目玉繋がりだと盲目女性の変なコンタクトもかなり気持ち悪かった。
しかし、ラストのゾンビ的展開部分については特殊メイク等が今作はやや手抜きだし、総じてグロ描写のクオリティはよく言って前作程度、にも関わらず、話の支離滅裂さだけが格段にパワーアップしている感が強く、全体として極度に意味不明でよくよく睡眠導入映画だとも言える(観終わるまでに2回に分けて計5時間も寝てしまった)。これも個人的にはかなりイマイチ。
2. <ネタバレ>メリハリのないテンポで進むホラースプラッター映画。はっきり言 .. >(続きを読む)
2. <ネタバレ>メリハリのないテンポで進むホラースプラッター映画。はっきり言ってつまらん。こんな映画を作る監督を評価するな。
※汚らしい映像が多くて、飲んでいたウィスキーがまずくなったじゃないか!
3. 昭和の頃、ルチオ・フルチの映画はテレビ放送で観たはず。怖かっ .. >(続きを読む)
3. 昭和の頃、ルチオ・フルチの映画はテレビ放送で観たはず。怖かったと思う。
今回、久しぶりにルチオ・フルチの映画を観たが、ホラー映画だった。
ホラー映画を観たい人なら、満足した気がする。私はそれなりに満足した。
だが、グロテスクな映像が串団子になってるだけ。脚本なんてないも同じ。
が、記憶に残る映像が複数あるので、観る価値はある映画だと思う。
純粋に見世物映画と割り切れば、傑作かもしれない。
4. <ネタバレ>みなさんレビュー通リ、設定はあるがストーリーは無いに等しい。 .. >(続きを読む)[良:1票]
4. <ネタバレ>みなさんレビュー通リ、設定はあるがストーリーは無いに等しい。
この死に方を映像にしたいので、この設定にした、という感じ。
硫酸のシーンなんで、何に驚き倒れたのか、何でそこに口をばっくり開けた大量の硫酸があるのか、イラっとくるくらい。
でも、それを撮りたいからしょうがないんです。
60年間開けていない36室に入るのになぜ一人なのか?
隣の廃屋に入るのになぜ一人なのか?
地下室の水道工事がなぜ一人なのか?
不気味な風呂の液体になぜ手を入れられるのか?
??
でも、それを撮りたいからしょうがないんです。
最初から、この類の映画が好きじゃない人はどうせ見ないので、
フルチワールドはこれでいいのです。[良:1票]
5. サンゲリアなんて作品はまだノンビリのほほんとした感じがあるん .. >(続きを読む)
5. サンゲリアなんて作品はまだノンビリのほほんとした感じがあるんですけど、こちらの作品は、一応、ガンバって陰惨な雰囲気に仕上げております。オカルトとスプラッタの見事な融合! しかしこの表現は、美味しいケーキを誉めるのに「クリームとスポンジの見事な融合!」と言うようなもんであって、そりゃもともと不可分だろ、と。そこが融合してなきゃそもそもケーキじゃ無かろう、と。それに、オカルト映画とはすなわち、「イマイチ内容が要領を得ないホラー映画」のことを指してたりする訳で、本作も、まあ、よくわかりません、ハイ。ただ、残酷描写は結構エスカレートしております。というか、だいぶ自信もってやってますね。ちょっとやり過ぎで、思わず笑ってしまったりもするのですが(クモの襲撃シーン、しつこ過ぎませんか?)。本作の注目点はむしろ、音の使い方、ですかね。かすかな音によってかえって不気味な静寂感を出したり、不快なノイズのような効果音を多用したりと、ヤな雰囲気がなかなかよく出ているんじゃないでしょうか。
6. 残酷描写はそんなにひどくはなかった。
そのかわり筋がひどい .. >(続きを読む)
6. 残酷描写はそんなにひどくはなかった。
そのかわり筋がひどい。
ひどいというか意味不明。
真面目に映画をつくろうとしてるんやけど空回り。
ただ監督はフルチなのですべて許せてしまう。
他にないチープで汚い雰囲気は好き。
7. これは難解なんじゃなくてただ地獄の門を開いてこういう映像を撮 .. >(続きを読む)
7. これは難解なんじゃなくてただ地獄の門を開いてこういう映像を撮りたかっただけだろ…!!
8. <ネタバレ>最初のシーンは痛たたたって感じ。主人公ぎゃーぎゃー言ってるだ .. >(続きを読む)
8. <ネタバレ>最初のシーンは痛たたたって感じ。主人公ぎゃーぎゃー言ってるだけ。死体安置所のシーンが謎なんですが・・。あの60年前の死体に気づいてなかったの?何で硫酸的な危険な液体があるの?なぞ。目の見えない女の人の犬をけしかけるシーン、怖いけどしつこい!てか全体的にしつこい。
ゾンビ「うおー!」女「キャー!」ゾンビ「うおー!!」女「キャー!!」ゾンビ「うおー!!!」女「キャー!!!」って感じ。逃げろよ!
9. みなさん書かれているようにストーリーもよう分からんし、怖くも .. >(続きを読む)
9. みなさん書かれているようにストーリーもよう分からんし、怖くもない。古めかしい映画って感じ。退屈なので早送りして見ました。時たまある残酷なシーンも、子供の頃見ればそれなりに怖いかもしれないけど、今見るとそんなに驚きません。
最後にゾンビがいっぱい出てきますが、頭撃てば一発で倒れるのに、何度もボディに打ち込む主人公にストレスを感じました(笑)
10. <ネタバレ>一部でフルチ先生の最高傑作と囁かれている、摩訶不思議なゾンビ .. >(続きを読む)
10. <ネタバレ>一部でフルチ先生の最高傑作と囁かれている、摩訶不思議なゾンビ映画。ゾンビが最後の方にしか出てこないのが難だが、シュールな作風とイケイケの残酷描写で魅せてくれる。少女ゾンビの頭が爆発するシーン、すげえ!!
11. サンゲリアの映像を体験した事があるなら、差ほどエグイ映像とは .. >(続きを読む)
11. サンゲリアの映像を体験した事があるなら、差ほどエグイ映像とはおもわず。想定内の描写。物語は例のごとく支離滅裂。ルチオ・フルチに興味があるなら退屈する事はないでしょう。しかし映像悪かったなぁー。
12. フルチじーさんのべトワークとの誉れ高い作品だが、期待したほど .. >(続きを読む)
12. フルチじーさんのべトワークとの誉れ高い作品だが、期待したほどではなかった。あまりにもストーリーに深みが無さすぎる。サンゲリアや地獄の門のほうがおもしろかったな。
13. 地獄の門が開き死者が蘇り人を襲う、ストーリーはそんだけやけど .. >(続きを読む)
13. 地獄の門が開き死者が蘇り人を襲う、ストーリーはそんだけやけど残酷描写がすんごいらしいって聞き、ちょっとした刺激を欲っする本能にさからえず睡眠不足ながら観てんけど、睡眠不足VS残酷描写、がぶりよって睡眠不足の勝ち。地獄の門が開く前にマブタの門が閉じてもーた。ごめん。よく寝てから、もう一回観なおしてみたんやけど、やっぱドラマがおもんないんで、しんどかった。最後のゾンビ軍団登場で盛り上がるんかいなって思ったら、すぐ終わりやし。でも、これぞフルチなんやね。でもごめんチ。俺にはあわんチ。もう寝るチ。サンドイッチ。
14. イタリアが誇る屈指の残酷映画の一つがコレだと思うんだけど、内 .. >(続きを読む)
14. イタリアが誇る屈指の残酷映画の一つがコレだと思うんだけど、内容はそら凄まじいもんです。AVにも勝るとも劣らない唐突なストーリー展開に大胆なシュチュエーション。要は怖がらしゃいいんじゃねえかというスローガンを目標に残酷街道を爆走です。いくつかの場面で何で?という死に方をする事も多々あるけど、ここまでやられると観てる側も、ほう!と納得するしかないです。監督の、どうだ!どうだ!というメッセージが心に染み渡る様ですね(笑 監督の心意気に気に入った作品です。でもま、残念ながら怖かーないけどな。一応個人的にはガラスが顔に突きささるシーンが少し笑えた。反応が無かった様だけど・・そんなんで死ぬん??
15. 「サンゲリア」でこのフルチ監督に興味が湧き、「地獄の門」であ .. >(続きを読む)
15. 「サンゲリア」でこのフルチ監督に興味が湧き、「地獄の門」であっけに取られつつも、そのまま何となく「ビヨンド」にまで流れてきてしまった私。ここら辺りが身の引きどころなのでしょうか…。本当に意味がわからんです。何の脈絡もなく展開されていく残酷描写シーン。終盤に来てようやく普通にゾンビ映画っぽくなりますが、そこに至るまでの過程が何だったのか、何の説明もない。ラストも意味分かんなくて置いてけぼり状態でした。けど、何というか視覚的にインパクト大なんですよねぇ。「地獄の門」でもそうでしたけど、1シーン1シーンは鮮明にまぶたに焼き付いている。何年か経ったら絶対に、あのシーンもう1回観たいなぁって思うんだろうな。そういう意味ではコレクションに加えておきたい作品です。
16. 好きだけど、他人に奨められない映画のトップランカー的作品。グ .. >(続きを読む)
16. 好きだけど、他人に奨められない映画のトップランカー的作品。グロさの中に美しさを見出すにはそれ相応の覚悟と鍛錬を必要としますからね。。。中学の頃に見て意味が分からず腹を立て、今になって見返して、やっぱ意味がなかったのかとほくそえんだ。そんなフルチが大好きさ。
17. グロすぎるとか残酷すぎるとは思わない。むしろ美しくて斬新。例 .. >(続きを読む)
17. グロすぎるとか残酷すぎるとは思わない。むしろ美しくて斬新。例えば古臭いホテルから近未来的なハイウェイや病院に映像が切り替わる瞬間。一瞬何が起こったのか分からなくなった。そういった映像のコントラスト、それから音楽にも独特の美意識を感じる。
18. 随分前からストーリーの酷さについては聞いていたので、そこら辺 .. >(続きを読む)
18. 随分前からストーリーの酷さについては聞いていたので、そこら辺は全く期待せずに見ました。めちゃくちゃな設定も、「ああ、フルチが言うんだからそうなんだろうな」程度に見てました。音楽が結構いいです。歌詞は解らんけど、どうあがいても運命からは逃れられないみたいな雰囲気が良かったです。DVDをレンタルしたのですが、サントラも収録されてて、そこは評価したいです。(期待度:6)
19. フルチおじいちゃんの映画って同じようなシーン(とくに話題にな .. >(続きを読む)
19. フルチおじいちゃんの映画って同じようなシーン(とくに話題になった残酷描写)を何回も使う根性が凄いと思う。「あれ、このシーン、どっかで観たような・・・」ってのが毎回ある。それでも前回を上回る描写は圧巻だ。ストーリーはクソである。殺人シーンのみ、評価できる。ってかそこ以外みんな期待してない。
インパクトある残酷描写を作れる監督としてはやっぱりフルチおじいちゃんは世界トップクラス。なので5点。あれ、ビヨンドじゃなくてフルチおじいの評価っぽくなってしまった。。。
でもビヨンドについて語ることはないな。残酷描写観たい人にはお勧め!
20. ルチオ・フルチにストーリーなんてもの期待してもしょうがないで .. >(続きを読む)[良:2票]
20. ルチオ・フルチにストーリーなんてもの期待してもしょうがないです。支離滅裂でもいい。とにかくグロテスクに。とにかく残酷に。それがフルチですから。といってもあまりの支離滅裂さに最低映画と言われてもしょうがない。それも、また事実。しかし、それもフルチ作品の魅力の1つであり、実際タランティーノもこの支離滅裂さが好きで、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」書いたみたいだし。しかし、この作品は他のフルチ作品とは一線を画すと思います。この支離滅裂な残酷描写は邦題どおり「超えて」います。越えた先に1つの世界観を生み出し、それは美学の域に達しているでしょう。確かに最低は最低です。私もそう思います。しかしルチオ・フルチにとっての最高傑作であることは間違いないのです。[良:2票]