4.《ネタバレ》 映画としては、全然フツーに面白く(=興味を持ちつつ)観るコトが出来るとは思うのですが、お話自体としては、全然フツーにソコまで面白くはない(=登場人物にほぼほぼ共感できない)とも思ったのですね。聞くと、コレでもワリと原作まんま…てなコトらしーので、たぶん原作の方を読んだ方が好いのかな…と(当たり前の様に)思ってしまいましたね。
製作年代が60年代後半…というコトを鑑みれば、確かに性的な描写(=端的な「露出度」)はフツーにレベル高いとも思うのですケド、私が今この時代に観るってなるとその衝撃度も消え失せては居りますしね…(あ、そーいうコトだったか?)一点、4人の男女のうちでは、個人的には最初はアーシュラ(ジェニー・リンデン)に面白みが在りそう…と思って観てたのですケド、結果としてはグドルン(グレンダ・ジャクソン)が諸々の側面で最大のキーパーソン…という感じだったのですよね。。なんか、あからさまに「狙ってる」キャラに見えたので+グレンダ・ジャクソン自体が知的でごくマトモそーな感じに見えたのでワタシちょっと間違えた…というコトなのですケド、その辺も個人的には思ったよりもちょっとしっくり来てはいないのですよね。。(⇒オマエが間違えたダケやんか!というクレームは謹んでお受け致しますケドも) 【Yuki2Invy】さん [レーザーディスク(字幕)] 6点(2023-07-16 22:44:36) |
3.《ネタバレ》 ケン・ラッセルの得意としたジャンルは音楽家の伝記とD・H・ロレンス小説の映像化でしたが、本作はそのロレンス文学の初の映画化です。ロレンス文学らしく、登場人物がみな観念的で理屈っぽいところは、はっきり言って観ていて鬱陶しいところです。マイケル・ベイツとオリバー・リードのフルチン・レスリングはいかにもケンちゃんらしい画ですけど、別に彼の創作ではなく原作通りなのです。それよりも彼らしさが出ているのは、2回出てくる女性が踊るシーンでしょう。ケンちゃんの映画では常にダンスが、良く言えばシュール、ぶっちゃけて言えば奇妙奇天烈な振り付けで、本作でもグレンダ・ジャクソンが牛の群れにダンスを見せるシーンはいちばんインパクトがあったシーンでした。本作でケンちゃんはオスカー監督賞にノミネートされ新しい文芸派監督が誕生と称賛されたのですが、その男が70年代になると映画史に残る変態監督になろうとは、誰も予想してなかったでしょうね。 その私が愛してやまないケンちゃんも昨年ついに昇天してしまいました、合掌。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2012-01-22 00:05:23) |
2.今はもう古いテーマかもしれないが、チョイ前にこれが上映されていたら、映画雑誌のベスト10に入ったのではないか?と思った。自分には面白く感じられた。最初はヴィスコンティのような映画かなと思って観ていたが、そうではなく、愛のお話でした。女性は難しい。男性はデリケートだ。ただ、邦題から持つイメージがこの映画とずれているので、観て、がっかりした人もいるかもしれない。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-10-30 23:05:49) |
1.ひさびさに見直したら、そんなに悪い映画ではないと思えてきた。脚本もうまくまとめているし、役者もそろってる。難点はケン・ラッセルの演出かな。 【Snowbug】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-07 00:10:51) |