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誰ひとりとして、いけすかないキャラクター達が映画終盤には何故か全員、生まれ変わったかのように良い人間になるという計算されたいやらしい演出に寒気がした。一番疑問なのは、レスター役がなぜケヴィン・スペイシーなのか、ということだ。ダメ親父に見えないのがつらいところ。ヘタにうまい役者だけに、レスター役はあまりにもハマらなさすぎ。この映画でスペイシーは主役級の俳優ではないということを確信した。しかし、さすがに死に方は絶品!それに1点をさしあげます。こんなヘンテコな映画の中で唯一異色を放っていたクリスゥ(文字化け)[良:1票]