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<ネタバレ>言いたい事は沢山あるんですが、とりあえず3点。1.キャラ立ちまくりのジョニー・デップに比べ、ウィルとエリザベスの影、薄過ぎ(これは役者のせいではなく脚本のまずさと思われる)。これじゃ別にオーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイじゃなくても、そこそこ美形の若手男女なら誰でもいいって感じで、二人が可哀想すぎる。2.無駄に長過ぎ。特にラスボスとの戦いまでが、ダラダラしている。あいつらを倒す方法はわかってた筈なのに・・・。3.ラスト、ぐずぐず。こういう純エンタテインメントは最後に「スカッ」っとさせて欲しいのに・・・(エンドロール後の映像はいかにも中途半端なエンディングを補おうとしたのかもしれないけれど、正直、寒い)。大体、エリザベスの親父さんも彼女に求婚してた提督も、物分り良過ぎ。いっそのこと二人をうんと高慢ちきで嫌な奴にして、ウィルとエリザベスは二人で駆け落ちして海賊になっちゃいました、っていうほうがまだ良かった。結論:今回のジョニー・デップはやや三枚目っぽいところもありつつ(女性に殴られたときの表情がかなりいい)、やはりカッコ良い。したがってデップファンには、まあオススメ。ただし、個人的に一番面白かったのは前半の30分くらいまで・・・・・・って何か今回は辛口ですな、我ながら。