<ネタバレ>周防監督というと、最近は社会派のイメージが定着してきておりま .. >(続きを読む)
<ネタバレ>周防監督というと、最近は社会派のイメージが定着してきておりましたが、ここで一つ肩の力の抜いた、ある意味では原点に戻ったコメディを作り上げてくれましたね。いやはや、実に愉快。舞妓&京都弁&ミュージカル。これまでにないシチュエーションで、新しい地平を見せてもらった感覚です。皆さんいい演技してるけど、やっぱり主役の女の子が特に素晴らしいね。舞妓になるのは厳しいことだっていう現実もきちんと描きつつ、全体としていい意味でふんわりしてる。あの街並みも、舞台っぽさがこれまたいい感じなのよね。京都弁の良さは柔らかさであり、それをまた作風としても表現してる。誰でも楽しめるエンターテイメント作品。