<ネタバレ>細かいセリフの一つ一つは脚色ですが、一つ一つのエピソードはど .. >(続きを読む)
<ネタバレ>細かいセリフの一つ一つは脚色ですが、一つ一つのエピソードはどれも実話だそうです。
こういう自伝的な作品は独りよがりになりがちであったりしますが、本作は一つの映画としてちゃんと楽しく見ることができます。
特に、お母さんが浮気してるのではという疑いを撮影したネガから発見する件は秀逸。
そのお母さん役のミシェル・ウィリアムズが大御所のような堂々とした演技で素晴らしかったです。
いじめっ子と和解する展開もなんだか映画としては型破りな感じがして、そこが現実味があってよかったです。
ラストのジョンフォード監督のくだり。地平線が真ん中だとつまんないだろって。
こうすりゃ面白くなるだろってレクチャー受けて、最後のショットがその通り訂正して締めるのなんて小気味良いです。