どこがいいのかわからない映画。絢爛な舞台、豪華な登場人物。歴 .. >(続きを読む)
どこがいいのかわからない映画。絢爛な舞台、豪華な登場人物。歴史の一時期を切り取った変わりゆく時代。
どれも退屈さから免れることができなかった。
退屈でも、その退屈さすら好きな映画はあって。「マルメロの陽光」などは静かに時間が流れる退屈さに眠りを誘うけど、寝てしまったあとで見直したいと思えた。
「山猫」はストーリーがあるだけ、そのストーリーに興味をそそられない分退屈。
フェリーニの映画で流麗さがいつの間にか沁みこむようなニーノ・ロータの音楽でさえ居場所が無いように思えた。
バート・ランカスターは魅力的だったけど、ドロンもCCもイマイチ。