<ネタバレ> 「電脳コイル」のような話だと勝手に想像していました。そのせ .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 「電脳コイル」のような話だと勝手に想像していました。そのせいもあって,なかなか面白く観ることができました。面白いなと感じたところ→親戚が集まるとけっこう「この人誰だったけかな」とかいうことが,子どもの頃あったんですが,そんなところがよく表現されていたと思う。よく,母親や叔父叔母に「ほら,○○のおじさんの子どもで,いま大学生で○○に行ってるんだってよ。」「あの,おばさんのむすこのお嫁さんで・・・」何てことを言われてた。そんなこと言われたってなかなかつながりが分からないんだけれども,一緒に過ごす間に仲良くなったり,嫌なやつだと思ったりってなことがあったなあ,と,いうことを感じさせてくれました。だから,この物語の中でそれぞれのキャラクタの背景とか,人物像なんて細かく伝える必要はないんじゃないかなと。観た人が感じたままに判断すればいいだけです。で,結局,例え血はつながっていなくても家族としての「つながり」が出てくるわけで,そういう人と人とのつながりっていうのはデジタルにしろアナログにしろ人の気持ちで変わってくるものなんだなあ,と感じさせてもらいました。