見ている自分も逃れたくなってしまうほどの全体を包む重苦しい妖 .. >(続きを読む)
見ている自分も逃れたくなってしまうほどの全体を包む重苦しい妖怪屋敷的な雰囲気がありました。拙い演技の主人公を安定感抜群でおどろおどろしいバイプレイヤーが取り囲んでいく。狙ったのかどうかわからないが、主人公のか弱さは表されている。しかし、主人公が心中まで行く気持ちがわからず、どうもしっくりいかない映画ではありました。寺島しのぶに無理やり妖艶な魅力を追うことはもうやめてほしい。串刺し作業の「クチュ、クチュ・・。」という音が耳から離れない・・よ。