映画『10ミニッツ・アフター』の口コミ・レビュー

10ミニッツ・アフター

[テンミニッツアフター]
Slipstream
2005年上映時間:87分
平均点:5.17 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
アクションSF
新規登録(2007-02-26)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督デヴィッド・ヴァン・エッセン
キャストショーン・アスティン(男優)
ヴィニー・ジョーンズ(男優)
イワナ・ミルセヴィッチ(女優)
原作ルイス・モーノウ(原案)
フィリップ・バッジャー〔脚本〕(原案)
脚本フィリップ・バッジャー〔脚本〕
撮影ソンク・ハンセン
製作ショーン・アスティン(共同製作)
デヴィッド・ビクスラー
フランク・ヒュブナー
ブラッド・クレヴォイ
特撮デヴィッド・ヴァン・エッセン(視覚効果スーパーバイザー)
あらすじ
若き物理学者スチュアート・コンウェイは、携帯型タイムマシン端末と言うとんでもない発明をしていた。浮かれるスチュアートは憧れの窓口係のいる銀行になけなしの貯金をおろしに行くが、そこで銀行強盗に出くわしてしまう。一方、彼のマークを命じられていたFBI捜査官のサラも、同僚で恋人のジェイクと共に事件に巻き込まれてしまう。混乱の中、タイムマシンの存在を知ることになるサラ。そして訳も解らずそれを奪い取った銀行強盗のブリッグス。カーチェイスと銃撃戦、そしてバスジャック。果たして結末は?!
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💬口コミ一覧

6.昨今、タイムリープネタの作品がやたらと作られるようになってきましたけれども、筒井康隆の「時をかける少女」がそうであるようにそれなりに歴史のあるジャンルでもあり、この2005年の『10ミニッツ・アフター』って作品は先行作品のパロディ、すなわち、すでに2周めに入っている訳でして。
あくまで邦題とは言え、なーんかしっくりこないタイトル(「after」じゃなくて「later」じゃないのかなあ)ですが、それはともかく。10分くらい、時間を巻き戻せたり巻き戻せなかったりする装置が登場する、この映画。
主演が、30代にしてすでに堂々たる中年太りになってしまったショーン・アスティン。これだけでもう、グダグダ感は約束されたようなもの。劇中のセリフで、とある登場人物の少年を「ホームアローンのマコーレー・カルキンに似てる」「スタンド・バイ・ミーのリヴァー・フェニックスでは」などと評するシーンがあり、もしも続けて「いや、グーニーズのショーン・アスティンだろ」とか言われちゃったら、どうするんでしょうか。ああやっぱり、人生を巻き戻すのは10分なんかじゃ全然足りないなー、最低でも20年は必要かと。
他人のこと言えないけど。
タイムリープものの場合、時間を巻き戻せるのが主人公の特権であるかのように、あるいは「タイムリープというゲームのルールに則ってるだけです」みたいに機械的に時間を行き来されると、何だかつまらなくなってくるのですが、この作品はと言うと、あまりマジメにタイムリープやっていない、というか、それを実現する装置も見るからにショボいし、実際思うように動かないし、主人公もあまりこの装置に期待していないようなところがあって、その辺りはちょっとした変化球。装置が作動すると屋上のアンテナにビリビリッと電気みたいなのが走り、そのいかにも安っぽい描写が、懐かしい雰囲気も出しています。
愛すべきグダグダ感。ってなところでしょうか。
冒頭、主人公がエスカレーターに乗っている場面で、ビルの中に無数のエスカレーターが張り巡らされ、無数の人々がそこに乗って移動している。まるでベルトコンベアーに乗せられているみたいに。退屈な日常、ですね。
で、その主人公が、何やらすごい装置を作り上げたらしいのだけど、それで何をするのかと言えば、銀行に行って窓口のお姉さんに絡んでジュースをぶっかけられる、というトホホな展開。もうちょっとマシなことで装置の動作確認をしないもんなんでしょうか。だけど、おかげで、「宙を飛ぶジュース」が空中停止する映像、ってのがここに実現する訳で、要するに映画の作り手は、こういうコトを映画の中でやってみたかっただけなのね。
ついでに言うと、彼と銀行のお姉さんの組み合わせ、に加えて、彼を尾行する捜査官も男女2人組なら、その銀行に押し入ってくる強盗団のリーダー格も男女カップル。そして皆、女性の方がマトモ、というか、しっかりしている印象です。
そんでまあ、タイムリープできたり、できなかったりしながら、迷走気味にお話は進み、変化球と言っても投げてる本人も球がどっちに行くか分からないナックルボールのような展開のあと、結構アッサリと映画が終わってしまいますが、オチとしては「男女カップルそれぞれ、男もしっかりしてきて、良かったね」ってな感じですかね。
それで幸せになれるほど人生、甘くはないけど。。。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 7点(2025-06-15 08:54:01)
5.ネタバレ 死にたくて飛び出してるとしか思えない驚愕の銃撃戦は見ててハラハラしました。途中、レンズに汚れが付着してたのか、画面に黒い点がいくつもあるシーンが…。色々とご都合主義っぽい場面も多かったが、エンディングはスッキリした。まぁ感動の再会も良いが、銀行強盗犯をさっさと捕まえなさい。
真尋さん [DVD(吹替)] 6点(2009-01-31 13:25:30)
4.スローモーションと時間を戻すため逆再生が多いので観ていて疲れますし、アクションシーンも全く迫力も緊張感もありません。ただストーリーは単純なのでわかりやすくていいです。
茶畑さん [DVD(字幕)] 5点(2008-04-05 19:01:02)
3.ネタバレ あくまでもコメディーとしての評価です。面白いですよ、これ。タイムマシンの理論的なことは殆ど出て来ませんけど、一応最低限のルールは守られてるって感じだし、やたら使ってる割に、タイムマシンの存在感が希薄なところがかえって好感。10分しか戻せないってのが、最後の最後に円満解決?しかも、誰一人死なない。そんなのもありじゃないですかね。
気だるい休日の午後に、な~んにも考えないで観るのに最適です。何より作り手が楽しんでますよね。だから、観る方も単純に楽しむのが正解です。
ただひとつ、DVDのジャケットは何ですかね?微妙に違うでしょ?バス爆発しないし、飛行機爆発しないし… 商品(DVD)として見れば、そのあたりはマイナス要因ですね。
タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-17 17:00:04)
2.ネタバレ 久々に衝撃的な作品に出会いました。本作のキモとなる設定は“10分間だけ時間を遡れる”というタイムマシーン。当然、この設定を活かす展開を予想しました。でも、誰もこのスーパーアイテムを活用する気がありません。タイムスリップもので、これだけメインアイテムがないがしろにされるケースも珍しい。監督の興味は、もっぱら凝ったカメラアングルにあるよう。タイムマシーンの理論はサッパリですが、物語のほうは分かり易い。不用意に撃たれまくるキャスト。まるで殺されるために銃口の前に体を晒しているみたい。こうなると、行き着くラストは一つしかない。もはや基本設定も何も関係ない。外国人俳優の大根ぶりは、日本人には判り難いものですが、本作の場合は明白。ラディッシュアクター祭りでした。正直、「ないな~」と思いつつ観ていましたが、予想通りのラストでも、後味は悪く無い。それにタイムマシーンを操る主人公が“悪人であってはならない”というタイムスリップもののお約束が守られていたので、個人的にはちょっと満足。自分の判断基準だと2点クラスの作品ですが、+2点でお願いします。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 4点(2007-08-26 18:47:23)
1.ネタバレ 設定等は「リバース」からもろそのまんま。あの映画は面白かったのにこれはなんじゃ。銀行強盗を延々20分以上2回も3回も見せて飽きてきました。いきなりタイムマシンが出来る機械が出てきて何回も時間を戻してるので結構うっとうしい。やけにスローモーションが多いし、「ソードフィッシュ」ばりに回転する撮影方法にはもっとうんざりです。衝撃のクライマックスとか言いながら訳わからんラストにはもっともっとうんざりです。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 2点(2007-03-11 10:44:25)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.17点
000.00%
100.00%
2116.67%
300.00%
4116.67%
5116.67%
6116.67%
7233.33%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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