この映画、驚異的なCGのみが“売り”で、それ以外のプロットや .. >(続きを読む)
この映画、驚異的なCGのみが“売り”で、それ以外のプロットや演出等はずいぶん粗雑に仕上げている感じを受けた。たしかに、人体が透明化する様は眼を見張るものはある。が、しかしエグいグロいだけで一回見てもう十分。その“売り”であるエグい人体CGを除いては、どこにでもあるような安直なシーンばかり。そもそも、透明人間となった科学者(ケビン・ベーコン)がなぜ殺人鬼と化してゆくのか理解出来ず、中盤以降、馬鹿馬鹿しくなってしまい本当につまらなかった。もう少し内容があり、余韻を残してくれるような作品にして欲しい。