最後まで時と場所が判らない。家族構成が判らない。途中10年も .. >(続きを読む)
最後まで時と場所が判らない。家族構成が判らない。途中10年もの月日が一気に流れても、そうと判らない(暫くの間、成長した子供達を新しい登場人物かと思ってました)。父親の死因も判らない。だからストーリーもよく解らない。なのに、つまらなくはない不思議な映画。母親と娘と従兄の間に流れる性的緊張感にドキドキする(果たして製作者の意図かどうかは不明)。風景と音、日本家屋、山村の生活、そして、ほとんど素人の出演者達が良い(前半は中国映画を彷彿とさせる程。この辺が受けてカンヌで新人賞を獲ったのでしょう)。同じ臭いの「EUREKA」も、この位の長さなら良かったのに…、6点献上。