「旅の仲間」が基本的にフロドの物語だったのに対し、本作は(各 .. >(続きを読む)
「旅の仲間」が基本的にフロドの物語だったのに対し、本作は(各キャラクターそれぞれに深みが与えられてはいますが)サムとゴラムの物語になっていると感じた。サムの信念とゴラムの二面性でフロドの内的葛藤を表現する構成は(原作通りかどうか知りませんが)巧い。その為、クライマックスの筈のローハンの城攻め等、本筋から言って完全に脇のエピソードとなってしまってるので、個人的に今一つ熱くなれなかった。それにしても、長い…。三本出揃ったら丸一日かけて「ロード・オブ・ザ・リング」マラソンをしようと思ったこともありましたが、自信が無くなりました。「王の帰還」はいよいよオリジナルからしてエクステンデッド・エディションということなので、今から体調整えます。そういうことで、完結編に期待を込めて6点献上。