実話であるがゆえに非常に重い内容であるが,テンポよく必要以上 .. >(続きを読む)
実話であるがゆえに非常に重い内容であるが,テンポよく必要以上に重苦しさを感じずに最後まで作品に惹きこまれるように観賞できた。裁判に勝った後,またもアルカトラズの独房に入れられ息を引き取ったヘンリーヤングは本当に独房の中で裁判に勝ったことに満足して死んでいったのだろうか?本当は,裁判に勝ったのにまた同様の仕打ちを受けて失意の中,息を引き取ったのではないだろうか?前記であることを信じたい。ヘンリーヤングの死後,メディアや世論がどのように動いたのか,ヘンリーヤングの独房での死をどのように受け止めたのかも描いて欲しかった。