<ネタバレ>群像劇なので一人一人のエピソードが希薄になってしまって、話に .. >(続きを読む)
<ネタバレ>群像劇なので一人一人のエピソードが希薄になってしまって、話に深みがない。ラストも吉永小百合の「やめて!」の後の演説だけで、皆が和解し、イキナリ解決してしまって、強引にまとまってしまう事に唐突感は否めない。まあ、高度成長の夢ある東京でラストを締めくくりたかったのだろうけど。
が、吉永小百合はやっぱよくて、彼女が早稲田のキャンパスを闊歩するのはレア映像なんじゃないだろうか?とにかく昭和30年代の東京の映像が満載で記録映画としても貴重であると思う。