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<ネタバレ>終盤は観ていて本当に辛かったです。良心に目覚めていくカービー氏に感情移入してしまい、この上なく惨めな気持ちになりました。まるで一人だけ除け者にされているように…。「フランク・キャプラ、何て酷い映画を撮るんだ!」と思っていると、最後の最後に世にも素晴らしい大団円が…最高のカタルシス。「フランク・キャプラ、あんたは何て良い映画を撮るんだ!!」これだから人生はやめられない。【余談】それにしてもライオネル・バリモアの役は『グランド・ホテル』のキャラクターをそのまま受け継いだような感じですね。