<ネタバレ>とても美しいが地味な映画。公開当時、韓国では社会現象となるほ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>とても美しいが地味な映画。公開当時、韓国では社会現象となるほど大ヒットしたことを記憶している。ラスト近く、家出した主人公の弟(配役にかなり無理が…)が野垂れ死にや悪の道に走ることなく、製薬会社に勤務し立派に暮らしていることがわかりホッとしたりする。盲目の姉と弟が再会しながら名も名乗らず別れるラスト。韓国人のほとんどがここで泣く。韓国人の恨の思想の象徴だと説明されたが、私には製作者も大衆も現実を超越してとことんメロドラマを希求しているとしか感じられない。そこがまた韓国的なのかも知れないが。