映画『KCIA 南山の部長たち』の口コミ・レビュー

KCIA 南山の部長たち

[ケーシーアイエー ナムサンノブチョウタチ]
The Man Standing Next
(남산의 부장들)
2020年上映時間:114分
平均点:9.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-01-22)
ドラマサスペンス犯罪もの歴史もの実話もの
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監督ウ・ミンホ
キャストイ・ビョンホン[俳優](男優)キム・ギュピョン(大韓民国中央情報部(KCIA)部長)
イ・ソンミン(男優)パク・チョンヒ大統領
クァク・ドウォン(男優)パク・ヨンガク(元KCIA部長)
イ・ヒジュン(男優)クァク・サンチョン(大統領警護室長)
脚本ウ・ミンホ
音楽チョ・ヨンウク
配給クロックワークス
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💬口コミ一覧

1.ネタバレ パク・チョンヒは、16年間の長きに渡り、韓国の大統領として軍事政権を掌握し、政敵を排除し続けてきた。信頼できる人間だけを側近として採用しながら、彼らを常に競わせ、緊張感を強いる。他人を信用せず、常に孤独と共にある。そんな冷徹且つ熱情的な振る舞い、孤独ゆえに疲弊した独裁者の様子をイ・ソンミンが見事に演じている。

暗殺者となるKCIA部長のキム・ギュピョンをイ・ビョンホンが演じる。キム・ギュピョンは、国内外の政治的ギャップに苛まれながら、大統領の側近として献身的に工作活動を指揮してきたが、警護室長との権力争いで水を開けられ、大統領の信頼を徐々に失っていくことになる。知りすぎた人間は排除されなければならない。因果応報というべきか、自分が消されるのではないかという思いに囚われることで、最後には大統領暗殺を計画するまで至る。

キム部長は、ある意味で追い詰められた人間の疑心暗鬼による極端な行動、その滑稽さを体現した役柄となっている。スタリッシュな外見で格好つけているけど、実は人間味があって少し格好悪い。その様は、他の作品でも観られる、イ・ビョンホンの特長であり、魅力のようにも思える。

イ・ソンミンとイ・ビョンホンの対決。私たちは結末を知っている。しかし、結末を想像できるがゆえに、その経緯、そのシーンに対して最大級の緊張感を味わうことが出来る。

そして、この物語は『ソウルの春』にそのまま繋がることになる。
onomichiさん [インターネット(字幕)] 9点(2025-06-08 21:12:34)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 9.00点
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