映画館に入って、座り。上映を待つ間入ってくる人を眺めていまし .. >(続きを読む)
映画館に入って、座り。上映を待つ間入ってくる人を眺めていました。お母さんに手を引かれ私の前を今にも倒れそうなご夫婦。年のころなら65歳に届かんかというような昔ヤング!!それはもう昔を懐かしむ人たちが燦々午後集まって、今にも鳴り出す、東京オリンピック ファンファーレを待っているかのようでした。
悪く言えば、まるで、どこかの老人ホームに迷い込んだようでした。これほどの多くのご老人方を映画館までひっぱりだしたそのパワーにただただ、感動すると共にこれからの映画業界は老人社会にニーズを求めていかざるを得ないのではと思いました。
容易に推測のできるストーリーとはいえ、幾多の涙ちょうだいシーンで館内は涙、涙!
大袈裟な堤演じる鈴木社長の演技もわかりやすくおじいちゃん、おばーちゃんには合っているような感がしました。ただし、これは故意なのかわかりませんが、音響が少し強くなかったですか?
私にとっても、もう歴史の中に埋もれそうな、あのオリンピックの。あの新幹線開業の
1964年が目に鮮やかによみがえりました。 そうです、何を隠そうこの私も老人の仲間入りをしたんですね。