巧みに郷愁をついてくるシーンの作りこみは見事。
子供の頃に .. >(続きを読む)
巧みに郷愁をついてくるシーンの作りこみは見事。
子供の頃に住んだ場所に似てるのでなおさら見入ってしまう。
道端のお地蔵さん、鎮守の森、メイが迷子になるシーンで段々日が傾いてくるにつれ空の色が変わっていく様子、虫の声。細かいところでは冒頭のオート三輪での登場シーンでカーブの途中で水溜りでバシャッとなる部分。ちょうど神社の鳥居の前。そういうところって人が通るからか水溜りになるんですよね。
見方によってはあざといともいえるが、ボクにはそう思えない。
1時間半に満たない短い映画ですがタイムスリップして子供の気分に戻れる貴重な映画だと思います。