<ネタバレ>ミヤコ蝶々が階段の踊り場で息子に再会したときの表情、すばらし .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ>ミヤコ蝶々が階段の踊り場で息子に再会したときの表情、すばらしい演技でした。
「このひとね、寅次郎さんなのよ。」「えっ!」
ふわぁっと寅の目の前に進み、しげしげと顔を見つめ、さらにめがねをかけて、
一瞬懐かしさがこみ上げ顔が綻ぶが、すぐにそれを払拭してきっぱりと拒絶する。
この一連の流れ、一級品でした。
「一瞬の笑顔」これが救いで、最後の寅とのシーンを暗示しています。
今回は東野英治郎とミヤコ蝶々の存在感が大きく、また短いシーンでしたが笠智衆の寅を一喝する演技もすばらしかった。怒られるかも知れませんが、マドンナの影がやや薄いと感じました。
ところで、盲腸の手術で入院していた財津一郎は、あれだけではもったいないと思いました。
寅さん、2作目も絶好調でした![良:1票]